パーセフォニ、SOCOTECの第三者保証を再取得
企業向けのサステナビリティ管理プラットフォームとして名を馳せるパーセフォニ(本社:米アリゾナ州)は、最近、炭素管理プラットフォームである「Persefoni Advanced」と無償版「Persefoni Pro」に対してSOCOTECからの第三者保証を取得しました。この取り組みは、温室効果ガス排出に関するデータの信頼性を高めるためのものであり、企業や金融機関、非営利団体など、さまざまな組織に向けた信頼性のあるツールとして広がっています。
背景と目的
近年、気候変動に対する企業の対応がますます重要視されています。特に、スコープ1・2だけでなく、スコープ3に関わるサプライチェーン全体のGHG排出量の把握と開示が求められています。これに応じて、パーセフォニはAdvanced及びProプラットフォームを通じて、様々な組織に必要な情報開示の手段を提供しています。
第三者保証の重要性
パーセフォニは、プラットフォームの信頼性を再評価し、その測定結果が国際基準に従っていることを証明するために、SOCOTECとの提携を選びました。SOCOTECは、GHG排出量のみならず、サステナビリティに関する情報全般で豊富な経験を持つ会社です。この保証により、プラットフォームの利用者やステークホルダーに対してデータの正確性、透明性、および監査可能性が強化されます。
取得した保証の範囲
今回の保証は、AdvancedおよびProプラットフォームの両方に適用されます。これにより、GHGプロトコルやPCAFなどの国際的な基準に基づいたデータ算定が行えることを証明しています。具体的には、スコープ1、2、及び3に関するGHG排出量が、業界基準に則った適切な範囲で算定されているかが確認されています。
また、Proプラットフォームは初めての保証取得となり、これにより今後の利用者に対しても信頼性の高いデータを提供できることとなります。特に非金融機関向けに特化した基準を設定し、企業が容易に利用できる形でのデータ算定が促進されます。
今後の展開
パーセフォニは、今後も第三者保証を基にしたデータの信用性を深め、プラットフォーム機能を改善する方針です。データインテグリティや監査対応機能の充実を図り、次回の保証更新時にはさらに範囲を広げることを検討しています。これにより、持続可能な開示の実現を追求し続けるよう努力していくでしょう。
最後に
パーセフォニは、企業だけでなく金融機関や自治体、非営利団体へサステナビリティに関する情報開示を支援し、信頼性の高い社会を実現するためのパートナーとしての役割を果たしています。詳細は公式ウェブサイト(persefoni.com)を通じて、問い合わせはパーセフォニジャパン広報までご連絡ください。