2021年6月4日(金)、日本ワイナリーアワード2021が開催されます。このイベントは、日本国内でワインの生産を行う優れた製作者を表彰するもので、今年も新型コロナウイルスの影響により、オンライン形式での開催となります。主催者である一般社団法人日本ワイナリーアワード協議会は、東京都墨田区に拠点を置き、日本ワインの魅力を広めている団体です。
日本ワイナリーアワードは、毎年全国から選ばれる審査員が、日本ワインの生産者を評価し、優れたワイナリーを顕彰する場です。今年は258のワイナリーが審査の対象となり、特に5年以上の生産歴を持つ生産者が注目されます。審査基準には、品質の安定性や複雑さ、コストパフォーマンスの良さなどが含まれています。
【審査方法の詳細】
審査は地方区と全国区の審査員が協力して行い、選ばれたワイナリーについて全国区審査員全員が協議して結果を出します。参加するワイナリーは、原則として設立から5年以上の実績が求められ、良質なぶどうの収穫に必要な時間や醸造過程が考慮されています。また、同一法人で複数のワイナリーを持つ場合でも、基準に基づき適切に評価されます。
審査員は日本ワインに関する広範な知識を持つ専門職で、酒販店や飲食店の代表、もしくは専門的な著作を発表している人々から選ばれます。これにより、個別の銘柄を評価するのではなく、ワイナリー全体の評価が行われるのです。
【開催情報】
第4回日本ワイナリーアワード2021は、東京會舘7Fで午後2時30分から行われ、受賞ワイナリーの発表やフォトセッションが行われます。この模様はYouTubeでライブ配信されるため、一般の方も自宅で楽しむことができます。以下のリンクから視聴できます。
日本ワイナリーアワード2021ライブ配信
過去のアワードでは、数々の優れたワイナリーが輝いてきました。2020年のアワードでは15のワイナリーが5つ星を受賞し、特に北海道や山梨県のワイナリーが高い評価を得ました。果たして2021年はどのワイナリーが5つ星に輝くのか、非常に楽しみです。
日本ワイナリーアワードを通じて、日本ワインの多様性とその素晴らしさを再認識し、ワインファンや一般の方々にその魅力を広げていくことが目的です。公式サイトでも詳細な情報が更新されていますので、ぜひチェックし、アワードの結果を楽しみにしていてください。
【公式WEBサイト】
日本ワイナリーアワード公式サイト
このように、日本ワイン界の未来を担うワイナリーたちが、その努力と情熱を認められるこの場が、業界の活性化につながることを期待しています。