TOKYO KNIT OMOプロジェクト
2022-12-09 16:00:00

サステナビリティを追求するTOKYO KNIT OMOプロジェクトの全貌

サステナビリティを追求するTOKYO KNIT OMOプロジェクトの全貌



東京ニットファッション工業組合は、2022年度にブランディングプロジェクト「TOKYO KNIT OMOプロジェクト」を発表しました。このプロジェクトはデジタル化とサステナビリティに焦点を当て、現代の社会が求めるニットファッションのあり方を模索しています。特に、オンラインとオフラインの融合を通じて、新規顧客に対してTOKYO KNITブランドの価値を高めることを目指しています。

プロジェクトの背景


最近では、デジタル技術の進化や、環境問題への関心が高まっており、企業や個人がサステナビリティを意識することが求められています。この潮流を受けて、TKFは新たなステップを踏み出し、OMO(Online Merges with Offline)を実践することで、ブランド力を向上させる試みを行っているのです。

TOKYO KNIT総合展2022の開催


2022年には、TOKYO KNIT総合展「語り始めたファクトリー」が渋谷HIKARIEで開催され、プロジェクトの第一歩としてコレクションの展示やトークショーが行われました。来年、2023年2月にはさらに大規模な展示会「クロスオーバーエキシビジョン」が予定されており、ここでは個別企業のプロダクツを紹介し、最新の技術を駆使したデジタル体験も提供される予定です。

クロスオーバーエキシビジョンの詳細


クロスオーバーエキシビジョンは、2023年2月21日から23日までの3日間、渋谷HIKARIEの8階で開催されます。ここでは「クオリティ コレクション」や「リサイクループプロジェクト」など、さまざまなプロジェクトの成果が展示されます。来場者にはAR技術を利用した体験が用意されており、BtoBとBtoCの交流を促進する仕組みが整えられています。

プロジェクトの要素


プロジェクトにはいくつかの注目すべき要素が含まれています。
  • - クオリティ コレクション: ディレクター芳村貫太氏がサステナビリティをテーマにしたコレクションを展開。各社のOEM/ODMの受注促進も図ります。
  • - リサイクループプロジェクト: 参加縫製各社から回収した裁断くずを用いて、若手デザイナーとのコラボレーションで新しい素材開発を行い、次世代のファッションを提案します。
  • - デザインコラボレーション: 一般社団法人日本ファッション・ウィーク推進機構(JFW)との連携で、特定のデザイナーとのコラボレーションも進行中です。

デジタル活用による情報発信


TOKYO KNITは、公式ブランドサイトやSNSを通じて多面的な情報発信を行っています。インフルエンサーや専門家の協力を得て、サステナブルなファッションの重要性を広める施策も展開される予定です。

未来への挑戦


TOKYO KNITのプロジェクトは、ファッション業界が抱える課題に対する解決策を発信するための重要なステップです。「着る人が長く愛せる服」を実現するために、必要な変革を促し、デジタル化を駆使して市場のニーズに応えています。これにより、ニット産業に関与する全ての人々が持続可能な未来を見据えることが可能になるのです。

「TOKYO KNIT OMOプロジェクト」の今後の動きは、ファッション業界全体に大きな影響を及ぼすことでしょう。業界のさらなる活性化が期待されています。

会社情報

会社名
東京ニットファッション工業組合
住所
東京都墨田区両国4-37-2TKF第1会館
電話番号
03-3633-5601

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