FITチャリティ・ラン2025開催報告
2025年12月7日、東京の明治神宮外苑周辺で行われた第21回FITチャリティ・ランは、参加者にとって特別な1日となりました。このイベントには、金融サービス業界を中心に99社から4,500名以上が参加し、寄付金総額は約6,300万円に達しました。その寄付金は、今までの累計で約11.6億円にまで増え、強力な社会貢献の取り組みを支えています。
参加企業とその支援活動
今年のFITチャリティ・ランは、全国の金融サービス関連企業の強力なサポートを受けました。参加企業からの協賛金、販売されたTシャツやチャリティくじの収益金、そして参加者からの寄付金が寄せられ、これらにより大会は成功裏に終わりました。
共同実行委員長の仲矢裕氏(三菱UFJフィナンシャル・グループ)は、「支援先団体の選定は厳格な審査を経て行い、8団体を選出しました。社会課題の多様化に気づかされ、FITチャリティ・ランが参加者の皆様にとっての学びの場となることを願っています」と述べました。
もうひとりの共同実行委員長、田辺建二氏(UBSグループ)も、今年はデザインを学ぶ学生からのTシャツデザイン公募を行ったことを強調しました。それにより、多くの参加者が新たにデザインされたFIT2025Tシャツを着用し、イベントを楽しむ様子が見られたそうです。
大会の結果と記録
大会の各ジャンルでの成績は以下の通りです。
1. 三菱UFJフィナンシャル・グループ
2. KPMGジャパン
3. 太陽グラントソントン
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10キロ・ラン男子: 1位 - Takagi Takatoshi(PwC Japan)、33分29秒
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10キロ・ラン女子: 1位 - Tanaka Rina(ブルームバーグ・エル・ピー)、38分39秒
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5キロ・ラン男子: 1位 - Takagi Takatoshi(PwC Japan)、15分41秒
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5キロ・ラン女子: 1位 - Tanaka Rina(ブルームバーグ・エル・ピー)、18分31秒
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企業対抗リレー: 1位 - ブラックロック・ジャパン株式会社
目指す社会貢献
FITチャリティ・ランは2005年に始まり、毎年金融業界の取組みを通じて、日本の非営利団体をサポートしています。今年選ばれた8つの団体は、地域に密着した活動を展開しながら、認知度を高めることの困難を乗り越えて、重要な支援を行っています。
支援先団体には、アトピー性皮膚炎の家族支援を行う「アトピッ子地球の子ネットワーク」、食品ロス削減に取り組む「フードバンク湘南」、特別養子縁組支援の「グミの会サポート」などが含まれています。
これからの展望
次回のFITチャリティ・ラン2026もまた、皆様の参加を心よりお待ちしております。社会課題についての意識を高め、新たな支援の輪を広げる機会となることを期待しております。
詳細は公式ウェブサイト(
FIT チャリティ・ラン公式サイト)をご覧ください。