自然共生サイト認定
2025-09-16 17:24:04

サントリー、奥大山と奥多摩が自然共生サイトに認定される

サントリーが新たに「自然共生サイト」を認定



2023年9月16日、サントリーホールディングス株式会社は、「サントリー 天然水の森 奥大山」と「同 奥多摩」の2カ所において、「自然共生サイト」の認定を受けました。この認定は、同社の取り組みが生物多様性の保全に寄与していることを示しています。

自然共生サイトとは


「自然共生サイト」とは、生物多様性の保全が評価された区域を指しており、環境省が2023年から始めた認定事業に基づいています。2025年には新法「地域生物多様性増進法」が施行されることが決まっており、さらなる法制化も期待されています。

サントリーは、今回の新規認定により、合計8つの「サントリー 天然水の森」が「自然共生サイト」として認定され、同社が持つ認定地域数は業界最多となりました。具体的な認定区域は以下の通りです:

  • - サントリー 天然水の森 ひょうご西脇門柳山(兵庫県)
  • - 同 とうきょう秋川(東京都)
  • - 同 しずおか小山(静岡県)
  • - 同 日光霧降(栃木県)
  • - 同 近江(滋賀県)
  • - 同 赤城(群馬県)
  • - 同 奥大山(鳥取県)※新規認定
  • - 同 奥多摩(東京都)※新規認定

このような取り組みは、気候変動に次ぐ地球環境課題として生物多様性の損失が認識されている中で重要性を増しています。国際社会でも「昆明・モントリオール生物多様性枠組」が採択され、2030年までに陸と海の30%以上を健全な生態系として保全することが求められており、サントリーもその一翼を担っています。

定評あるサステナビリティ活動


サントリーは、20年以上前から「天然水の森」活動を行っており、日本国内の16都府県で26カ所、12,000ha以上の森林を整備しています。実際に、工場で使用する地下水の2倍以上の水量を涵養する「ウォーター・ポジティブ」を実現しています。この活動を通じて、健全な土壌の回復や生物多様性の向上が図られています。

今回認定された奥大山と奥多摩では、科学的知見に基づく森林管理やモニタリングの過程で、地域に適した健康な生態系と共に、クマタカやサシバといった希少な鳥類の繁殖が確認されました。これらは生物多様性の保全に寄与している重要な証拠となります。

今後の展望


サントリーは、今回の認定を単なるスタートと捉え、さらなるサステナビリティ経営を推進していく意向です。生物多様性の保全と地域の活性化を目指した取り組みは、会社の理念にも深く根ざしており、今後も力を入れていくことでしょう。

サントリーの輪を広げるためには、私たち個々の行動も重要です。各自が自然を大切にし、持続可能な未来に向けた意識を高めることが、地球を守るための第一歩となります。

詳しい活動内容については、サントリーの公式サイトで確認できます。




画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

会社情報

会社名
サントリーホールディングス株式会社
住所
大阪府大阪市北区堂島浜2-1-40
電話番号

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。