株式会社アトラエがエンゲージメント向上の特許を取得
株式会社アトラエは、組織力向上プラットフォーム「Wevox」について、エンゲージメントへの影響を算出する新たな技術の特許を取得したことを発表しました。この技術は、高頻度のパルスサーベイを利用し、従業員やチームごとにエンゲージメントに影響を与える要素を特定します。これにより、組織内での具体的な施策を提案し、エンゲージメント向上に貢献することが可能になります。
高度な分析技術
今回の特許は、項目反応理論と隠れマルコフモデルを基にした独自の統計モデルを用い、因子分析やクラスタリング技術を応用したものです。これにより、計算時間を大幅に短縮しながらも高い推定精度を実現しています。このシステムを利用することで、次の二つの分析が行えます。
1.
従業員・チーム別の重要要素特定:どの要素がエンゲージメントに影響を与えているかを分析し、具体的な施策を提案。
2.
質問数の最小化と負担軽減:エンゲージメント測定に必要な質問数を減少させ、回答者へのストレスを軽減します。
エンゲージメントの9つのキードライバー
Wevoxは、エンゲージメント向上における「9つのキードライバー」を提示しています。これらは、ひとり一人のメンバーに異なる影響を与えることが理解されており、チームの状況を数値化することが可能になりました。これにより、チーム管理者は影響の強い要素を把握しやすくなり、適切なアクションを採ることができます。
現場の負担を軽減
エンゲージメントを測定するためにはデータ収集が不可欠ですが、現場の負担を最小限にすることが重要です。特許技術により、エンゲージメントの測定精度を保ったまま、必要最低限の質問で済ませることができるため、現場の負担を軽減することが実現します。
組織作りの支援
新しい技術により、Wevoxはマネージャーの負担を軽減し、これまで感覚で行っていたチーム作りに科学的根拠を提供します。影響度を分析し優先順位をつけることで、組織全体のエンゲージメント向上をサポートしていくことが期待されています。このように、客観的データを元にしたアプローチは、組織の価値向上へと繋がるのです。
まとめ
私たちアトラエは、Wevoxを通じて組織のエンゲージメント向上を目指し、企業価値の向上に寄与してまいります。組織の状態を多角的に可視化し、管理者の皆様にとって有用なツールとなるよう努めております。企業全体が、個々のエンゲージメントを向上させることで、より良い組織づくりを実現していきます。詳細については、Wevox公式サイトをご覧ください。