清志郎のメッセージ
2026-09-08 18:20:18

忌野清志郎の遺志を次世代へ伝える『PEACE SONGS』の感動ステージ

忌野清志郎の遺志を次世代へ伝える『PEACE SONGS』の感動ステージ



7月24日から26日まで、新潟県湯沢町の苗場スキー場で開催された「FUJI ROCK FESTIVAL'26」。その3日目、GYPSY AVALONステージで特別なパフォーマンスが行われました。その名も「忌野清志郎 PEACE SONGS」。このプロジェクトには、Nagie Laneのメンバーであるmikako、mayu、baratti、シンガーソングライターの片平里菜、そして暴動クラブの釘屋玄、マツシマライズ、鈴木壱歩らが参加し、清志郎のメッセージを次世代へ受け継ぐ試みが展開されました。

バンマスのbarattiはMCで「清志郎さんの話を聞く機会が増え、彼も悩みながら歌詞を書いていたのではないかと思った。彼の言葉を届けることが私たちの使命だ」と語りました。このユニットの目的は、シンプルでわかりやすい言葉で平和について歌い継ぐことにあります。

パフォーマンスが始まると、フジロックの公式テーマソング「田舎へ行こう」が流れる中、各アーティストが登場。1曲目の「アイ・シャル・ビー・リリースト」では、レトロな魅力が際立ち、彼らのコーラスが心地よく響き渡りました。片平里菜の力強い歌声と、Nagie Laneのハーモニーが融合し、聴衆を魅了しました。特に、東日本大震災から15年という節目の年に彼女が歌った「日はまた昇るだろう」は、観客に深く刺さるものでした。

続く「LONG TIME AGO」では、広島出身の釘屋がリードボーカルを担当。彼の熱のこもった歌声に、ハープのmayuが美しいメロディを添えます。そして「デイ・ドリーム・ビリーバー」に移行する際、聴衆のコーラスが会場を一つにし、盛り上がりは最高潮に達しました。

「激しい雨」では、片平とmayuが役割を分担し、それぞれの歌声による感情の高まりが印象的でした。その後、一同が楽器を置いてアカペラで「世界中の人に自慢したいよ」をパフォーマンス。清志郎の歌を新しい形で届けるこれまでに無い感動的な瞬間でした。

次に迎えた「JUMP」では、再び楽器を手にし、力強いロックンロールで観客を盛り上げました。悲しいニュースが蔓延する世の中で、シンプルな歌詞がどれほどの希望を届けるか、再確認する瞬間です。そして、ゲストボーカルのROY(THE BAWDIES)や藤原さくらも加わり、場内は一層の盛り上がりを見せました。

最後に披露されたのは「イマジン」。ジョン・レノンの名曲を忌野清志郎の意訳バージョンとオリジナルで歌い上げ、彼らの熱い思いが一つの体験として音楽で繋がる様子は、まさに特別な時間でした。

今回のアレンジはbarattiが担当し、アーティストたちの多様なスタイルが合わさり、清志郎の楽曲に新たな命が吹き込まれました。フジロック2026での「忌野清志郎 PEACE SONGS」は、小さなステージながらもメッセージと音楽の力で、大きな感動を巻き起こしました。


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