新たな大阪土産！「大阪スイートポテト」の夢を耕す

大阪の新しい名物、夢を込めたスイートポテト

2025年10月10日、大阪から新たなスイーツが誕生します。その名も「大阪スイートポテト」。大阪の若手農業者が手がけるブランドさつまいも「夢シルク」と、京都・西陣の伝統的なお菓子づくりを受け継ぐ「京西陣菓匠宗禅」のコラボによって実現したこのお菓子は、未来を耕す熱い思いが詰まっています。

未来を見据えた夢シルク

「夢シルク」は、大阪の都市農業の課題を克服しようと奮闘する若手農業者たちの手によって育成された特別なさつまいもです。このブランドが掲げる3つの目標は、自然豊かな未来を子どもたちへ届けること、畑と生活をつなげること、耕作放棄地を撲滅することです。2023年には、1,000人以上が参加した収穫イベントを実施し、また生産量も年々拡大。現在では、年間でおよそ100トンのさつまいもが収穫されています。

職人との出会い

「京西陣菓匠宗禅」の店主、山本宗禅氏は、夢シルクを生産する「株式会社オオサカポテト」の渡邊博文氏との出会いを通じて、その理念に強く共鳴しました。実際に農地を訪れ、収穫や熟成倉庫の見学を行い、栽培に関わる人々の思いを直接聞くことで、彼は深い感銘を受けました。

「この想いをお菓子に込めたい」という使命感から、大阪を代表する新しいスイーツを作るために、何度も試作を重ねました。こうして完成したのが、大阪スイートポテトです。

商品の魅力

大阪スイートポテトは、夢シルクの濃厚な甘みを存分に活かしたスイートポテト餡を使用し、さらに同じさつまいもを練り込んだ生地で包み込んでじっくり焼き上げました。和菓子の技術を取り入れることで、日持ちも可能にし、全国、さらには世界中へと届けられる大阪発のスイートポテトに仕上がっています。

また、山本氏は「夢シルクは、ただの食材ではなく、《未来を耕す活動》そのものです」とコメントしており、この製品が子どもたちの笑顔や耕作放棄地の減少、自給自足率向上に寄与することを夢見ています。