新ツールTOYOPUC-Manager登場
2025-09-29 13:26:45

ジェイテクトが送り出す新たな設備制御設計ツール「TOYOPUC-Manager」

新たなFA用統合ツール「TOYOPUC-Manager」の誕生



株式会社ジェイテクト(愛知県刈谷市)は、FA制御機器用の設計ツール「TOYOPUC-Manager」を開発しました。このツールは、従来別々に設計されていた設備の制御機器、すなわちPLC、安全PLC、操作画面、モーションコントローラを一元的に設計できるものです。これにより、設計や保守が一層効率的となり、設備の生産性向上が期待されています。

技術革新への取り組み



ジェイテクトグループは「技術をつなぎ、地球と働くすべての人を笑顔にする」という理念のもと、JTEKT Group 2030 Visionを設定し、「モノづくりとモノづくり設備でモビリティ社会の未来を創るソリューションプロバイダー」を目指しています。このビジョンに基づき、既存製品の高付加価値化や新領域への挑戦を通じて、製品や技術の革新を進めています。

TOYOPUC-Managerの強み



このツールは、設計エンジニアの作業負担を軽減することを目的としています。具体的には、PLCなどの設計情報をイーサネット接続で一括管理・取得できるため、設計の効率が大幅に向上することが期待されます。さらに、設計ツール同士のデータの共有を促進し、リンク機能を用いて迅速な情報交換が可能になる点も特徴です。

シミュレーション機能



TOYOPUC-Managerにはシミュレーション機能が搭載されており、これにより設計者はパソコン一台で設備全体のシミュレーションを行うことができます。従来、実機と設計ツールを用いていたデバッグ作業を、シミュレーションを用いた効率的な手法へと変革することが可能です。このことは、設計工数を削減し、お客様の設備の完成度向上にも寄与します。教育訓練を効率化するためのインフラのコスト低減にも役立つでしょう。

未来への展望



TOYOPUC-Managerは、ジェイテクトのモノづくりソリューションの一環として位置付けられます。これまでに培った技術やノウハウを活かし、新しい製品やサービスを展開することで、世界のモノづくり現場に貢献することを目指しています。ジェイテクトは、モビリティ社会の未来に向けて多様な視点で価値向上を実現する製品を順次開発中です。

SDGsへの貢献



ジェイテクトグループでは、「2035年オールジェイテクトによるカーボンニュートラル達成」に向けて、各種事業活動を推進しています。今回開発されたTOYOPUC-Managerは、産業と技術革新の基盤を構築し、持続可能な社会の実現に寄与する製品です。今後も新たな技術や製品を通じて、持続可能な開発目標(SDGs)への貢献を続けていく所存です。


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会社情報

会社名
株式会社 ジェイテクト
住所
愛知県刈谷市朝日町1-1
電話番号
0566-25-7217

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