低温センター開設
2025-02-26 14:49:56

千葉市に新たな物流拠点「千葉低温センター」が誕生

新しい物流の拠点「千葉低温センター」開設



エア・ウォーター物流株式会社が千葉市に食品向けの冷凍・冷蔵物流拠点「千葉低温センター」を開設しました。このセンターは、全国で10拠点目、関東エリアでは2拠点目となる食品のための低温物流の重要な拠点です。本センターは2023年3月1日から稼働を開始し、供給チェーンを強化する役割を果たします。

千葉低温センターの設立目的



エア・ウォーター物流は、食品メーカーや小売、外食業者、さらには通販業者など、さまざまな顧客への物流サービスを提供しています。特に、低温食品市場が急成長している中で、今回の「千葉低温センター」の設立は、東京圏における食品物流のネットワークをさらに強化する狙いがあります。新たに設置されたこのセンターでは、冷凍倉庫や冷蔵庫を持ち、効率的な物流機能を実現します。

センターの設立により、厚木低温物流センターが担っていた首都圏との物流連携が一層強化され、特に東部地域における低温物流機能が拡充されます。これにより、北海道や東北地域で生産された食品や原材料が迅速に首都圏へ輸送されることが期待されています。また、物流の効率化を図るため、最新のデジタル技術が導入され、自動化が進められる予定です。

環境保護に配慮した取り組み



エア・ウォーター物流は、カーボンニュートラルの実現に向けた取り組みも進めています。温室効果ガスの排出削減に取り組むだけでなく、社会全体への貢献も目指しています。具体的には、2026年までに10MWの太陽光発電設備の導入を計画しており、千葉低温センターには第三者所有の太陽光パネルを設置する予定です。これにより、センターで使用する電力のグリーン化が進むとともに、GHGの排出量削減が可能になります。

施設概要



「千葉低温センター」は、千葉県千葉市稲毛区に位置し、鉄骨造の2階建ての建物が特徴です。敷地面積は約9,959㎡で、延べ床面積は約7,376㎡に及び、冷凍倉庫、冷蔵庫、事務所などが設置されています。総投資額は約42億円です。

倉庫内部

このセンターは、低温物流ネットワークの一環として、冷凍食品や加工食品の需要に応じた重要な役割を果たしていきます。地域に根ざした物流を通じて、日本の食の安定供給を支える存在となることでしょう。今後もエア・ウォーター物流は、省エネで環境に優しい物流サービスを展開し、地域の発展に寄与していくことを目指しています。


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会社情報

会社名
エア・ウォーター株式会社
住所
大阪府大阪市中央区南船場2-12-8
電話番号
06-6252-5411

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