株式会社日本レーザーがPhotonics Industries社製の高精度レーザーを取り扱い開始
株式会社日本レーザーは、アメリカのPhotonics Industries International, Inc.製の高精度レーザー類の取り扱いを開始しました。この新たな導入により、ナノ秒からピコ秒までの幅広いパルス幅に対応したレーザー加工ソリューションを提供し、微細加工や量産へも幅広く対応できるようになります。
Photonics Industries社の背景
Photonics Industries社は、1993年に設立され、以来、内部共振型高調波技術の先駆者として、産業や医療向けの微細加工、切断、マーキングなど様々なレーザー加工のニーズに応える高性能レーザーを市場に供給してきました。これまでに数千台以上のレーザーを世界中に出荷し、高精度・高効率・高信頼性の製品を開発することで、先端技術のニーズにも応えています。
Photonics Industries社レーザーの特長
これらのレーザー製品は、以下の特長があります:
- - 高出力・高効率:スループット向上と安定した稼働を両立し、業務効率を高めます。
- - 高精度微細加工:半導体、医療機器、光学部品など、多様な精密用途に最適です。
- - 豊富なラインアップ:加工対象や条件に応じて、最適なレーザーを柔軟に選べます。
主な取り扱い製品ラインアップ
1.
RXシリーズ(ピコ秒レーザー):IR、グリーン、UVの対応で最大250Wの高出力を実現。微細加工やLIDARなど、研究用途に最適です。
2.
DXシリーズ(ナノ秒レーザー):短パルスと長パルスの両方を取り揃えており、微細加工や熱加工、ディスプレイリペアなど、幅広い用途に対処します。
3.
DPシリーズ(高エネルギーナノ秒レーザー):最大50mJのエネルギーを持ち、多波長選択やブレンド機能を搭載。産業・科学両方での活用が期待できます。
4.
DCシリーズ(YLFナノ秒レーザー):351nmと527nmに対応し、FPDリペアや高エネルギー加工に適しています。
5.
DXGシリーズ(DUV空冷レーザー):空冷設計の266nm深紫外レーザーで、外部チラーが不要なコンパクト設計です。
6.
DMシリーズ(UVマルチモードレーザー):351nm対応のマルチモード設計を活かし、半導体アニーリングやウェハ加工に最適な設計です。
これを機に、製品の特性についてさらに深く知りたい方や導入のご相談がある方は、ぜひお問い合わせください。今後とも、株式会社日本レーザーは、より良い技術とサービスを提供できるよう努力してまいります。