今、保育園・幼稚園が直面する採用の課題
新型コロナウイルスの影響で、保育園や幼稚園における採用の現状は厳しくなっています。特に、従来行われていた就職フェアや求人イベントの延期や中止が相次ぐ中、地方からの求職者の面接が難航し、適切な人材の確保ができない事態に直面しています。
このような状況を改善しようと、一般社団法人NICCOT Partners(ニコットパートナーズ)が11月19日から無料のオンラインセミナーを開催します。このセミナーでは、コロナ禍での効果的な採用方法や、求職者とのコミュニケーションを改善するためのノウハウを学ぶことができます。
コロナ禍がもたらした影響
過去の調査結果の中でもわかるように、多くの求職者が自分に適した保育園を見極めるために「園見学」を重視しています。しかし、感染症対策の影響で、園見学に参加できない学生が増加しています。これにより、求職者と園とのコミュニケーションが十分に図れず、採用選考が進まないという深刻な事態が続いています。さらに、業界全体において、保育士の有効求人倍率が高く、東京都内では一部で6倍という状況も見られます。これでは、優秀な人材を獲得するのは難しいと言えます。
SNSを活用した新たな手法
こうした問題を解決するべく、NICCOT PartnersではSNSなどのデジタルツールを利用した求職者への情報発信やコミュニケーションの方法を模索しています。しかしながら、オフラインでの活動に慣れ親しんできた多くの園にとって、オンラインの活用法が不明確であるのが現状です。
このセミナーでは、保育園や幼稚園がオンラインでの情報発信を成功させるためのポイントを提供し、より多くの求職者にアプローチできるような具体的な戦略を提示します。
セミナー詳細
- 11月19日(木)15:00~15:40
- 12月2日(水)10:00~10:40
- 12月8日(火)15:00~15:40
この機会を通じて、保育士や幼稚園教諭の採用についての現状や課題を知っていただければ幸いです。特に、採用の遅れに悩む園長先生や採用担当者に向けて、強力なサポートを提供することが目指されています。
NICCOT Partnersについて
NICCOT Partnersは2011年に設立された法人で、保育園や幼稚園の人材問題に対し、IT技術やデータ分析を駆使したコンサルティングや研修を提供しています。桑子和佳絵代表は、異業種出身者としての視点を活かし、業界に革新をもたらしています。また、信頼性の高い人間関係心理学に基づいた「せんせいエゴグラム診断」を用いて、採用、育成プログラムの開発を行っています。
まとめ
保育業界における人材確保の困難を打破するため、今こそデジタルなアプローチが求められています。NICCOT Partnersの無料オンラインセミナーを通じて、新しい採用戦略を学び、職場環境の改善に役立てましょう。