AI駆使した新機能で大手企業の求人情報を個別化、Bloomキャリア登録が進化

株式会社Bloomが新たに開発した求人情報の個別表示機能

株式会社Bloom（本社：東京都渋谷区、代表取締役：平原俊幸）が提供する「Bloomキャリア登録」では、最新の技術を活かした求人情報の個別表示機能を導入しました。この機能は、生成AIを利用して転職希望者の職務経歴に基づき、最も適した求人情報を自動的に表示することができるようになっています。特に、トヨタ自動車を含む大手企業もこの機能を活用し始めています。

新機能の背景と開発経緯

直近のキャリア採用市場では、多くの大手企業が同時に数百件以上のさまざまな職種の求人を出しています。これにより、転職希望者は「どの求人が自分に向いているのか分かりにくい」といった問題が浮上しています。さらに、各企業の採用ホームページは異なる表記や専門用語が多く、内容を理解するのが難しいとの声も聞かれます。企業側も膨大な求人情報を正確に転職希望者に届けるのが大変であり、情報の整理が求められています。

このような状況を鑑み、Bloomは2018年に大手企業に特化した転職プラットフォーム「Bloomキャリア登録」を始めました。このサービスは、魅力的な大手企業に一度で簡単にキャリア情報を登録でき、自分の経験や志向に合ったポジションの案内を受け取ることができるものです。

このたび追加されたAIによる個別表示機能では、導入企業の最新求人情報を収集し、利用者の職務経歴や興味をもとに、高い適合性を持つ求人を迅速に提示します。また、気になる企業の求人に対して「スカウトを希望する」意思表示をワンクリックで行うことが可能です。

トヨタ自動車の期待の声

トヨタ自動車の宮本氏は、「650以上の求人を展開しており、転職検討者には『自分に合う求人を探しにくい』という課題が存在しています。この新機能がその問題を解決し、より多くの人が自分に合った求人に出会えることを期待しています」と話しています。宮本氏の言葉からも、この機能が業界に与える影響の大きさが伺えます。