トヨペットのAI導入事例
2025-01-29 11:19:47

京都トヨペットが生成AIチャットボット「SELFBOT」を導入した理由と効果とは

京都トヨペットのAI導入とその狙い



京都府でトヨタ車とレクサス車の販売・メンテナンスを行う京都トヨペット株式会社が、生成AIチャットボット「SELFBOT」を導入した背景には、従業員から本社への社内問い合わせ対応の効率化があります。最近では多くの企業がAIを活用していますが、導入の目的やその効果は企業ごとに異なります。今回は、京都トヨペットの事例を詳しくご紹介します。

導入の経緯


京都トヨペットのエンジニア担当の髙橋様によると、同社のメンテナンス業務は専門性が高く、常に新しい知識と技術を学ぶ必要があるとのこと。特に「メーカー保証」に基づく修理業務や、国のリコールに関連する対応には、幅広い知見が求められます。しかし、過去には専門的な問い合わせに対する回答が、その担当者の経験や知識に依存している状況が続いていました。また、定年退職を控えた担当者の知識をいかに引き継ぐかも大きな課題でした。そのため、社内でのナレッジの共有化や、誰でも対応できるシステム構築を進めるために、SELFBOTの導入が決まりました。

SELFBOT導入の決定要因


導入にあった具体的な期待値として、従業員が電話で問い合わせ内容を伝え、担当者が資料を探して回答するプロセスを自動化できることを挙げています。デモを見た結果、SELFBOTは期待を上回る分かりやすい回答が可能で、現場でもすぐに活用できると感じました。特にその低価格と機能拡張のしやすさが、京都トヨペットのニーズにマッチしたとのことです。

SELFBOTの特長


SELFBOTは、ドキュメントやURLを自動学習し、瞬時に高精度な回答を提供する次世代のチャットボットです。その主な特長として、独自のRAG技術による高精度回答の実現、簡単に使える管理画面、万全のセキュリティ対策が挙げられます。特に個人情報の管理やAI学習への会話内容の反映を抑える機能は、社内利用において安心材料となります。また、Webサイトへの設置や各種ビジネスツールとの連携も可能で、多様な環境での利用に対応しています。

今後の展望


今後、京都トヨペットではSELFBOTを活用し、さらなる工数削減と効率的な業務運営を目指していくとのことです。AI技術の進化と共に、人間が行う業務の範囲も変わっていく中、SELFBOTはその一翼を担う存在となりそうです。企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)において、SELFBOTの導入は良い一歩と言えるでしょう。

会社情報

  • - 京都トヨペット株式会社
所在地:京都市下京区朱雀正会町1-2
設立:1956年6月
代表者:細見 吉夫
URL:https://www.kyoto-toyopet.jp/

  • - SELF株式会社
所在地:東京都新宿区西新宿8-15-17 住友不動産西新宿ビル2号館
設立:2014年11月13日
代表者:生見 臣司
URL:https://self.systems

本件に関するお問い合わせは、SELF株式会社、佐藤(E-mail: info@self.systems、電話: 03-6908-8434)までお願いします。


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会社情報

会社名
SELF株式会社
住所
東京都新宿区西新宿8丁目15-17 住友不動産西新宿ビル2号館 6F
電話番号
03-6908-8434

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