ANAクラウンプラザホテル神戸でロボットが接客業務をサポート！

ANAクラウンプラザホテル神戸にロボットが導入

兵庫県神戸市のANAクラウンプラザホテル神戸では、スタッフの負担軽減と接客品質向上を目指して、下げ膳特化型ロボット「HolaBot」を導入しました。新型コロナウイルス感染症の影響で人手不足が続く中、業務効率の改善が求められる中でのこの取り組みは注目されています。

HolaBotとは

「HolaBot」は、最大60kgの食器類を運搬できる能力を持つロボットです。防水規格IPX5に対応しており、水に濡れても安心です。ホール内をスムーズに移動できるよう、障害物を回避する機能やサスペンションが搭載されており、安定した走行が可能です。このロボットは、レストランから洗い場への食器運搬を一手に引き受けることで、スタッフの肉体的な負担を大幅に減少させています。

スタッフからの高評価

ANAクラウンプラザホテル神戸の総支配人・原めぐみ氏は、「コロナ禍の人手不足に対処し、下げ膳業務の負担を軽減できた」と述べ、HolaBotの導入効果を強調しています。また、料飲マネージャーの中野達朗氏も、「スタッフのホール滞在時間が増え、サービスの質が向上した」とし、アルバイトスタッフのトレーニング時間も確保できるようになったと語っています。

接客品質の向上とお客様満足度

これにより、スタッフは接客業務に集中できるようになり、結果としてお客様の満足度も向上しています。ホテル業界において、エレガンスやサービスのクオリティが求められる中でのロボット導入は非常に意味があり、原氏もその有効性を実感しているとのことです。

ロボティクスがもたらす新時代

DFA Roboticsは、ロボティクスソリューションを提供する企業で、多くのホテルや飲食店に配膳ロボットを導入してきました。今後もDXを進めながら、サービスの向上に寄与していく方針です。「HolaBot」の導入が、今後のホテル業界に与える影響は計り知れません。次第に、この種のロボットが接客業務の一環として定着する可能性が高まっています。

ANAクラウンプラザホテル神戸の特徴

ANAクラウンプラザホテル神戸は、新神戸駅に隣接する37階建ての高層ホテルで、神戸市内でも最大規模の592室を持ち、多様な宴会場も備えています。美しい夜景を楽しむことができ、クオリティの高いサービスを提供しています。2020年にANAクラウンプラザのブランド名として生まれ変わり、今後もさらなる進化を目指しているのです。

DFA Roboticsとのパートナーシップを通じた革新的なサービスが、今後どのような展開を見せるのか注目されます。