DatatangからNexdataへ
日本最大級の学習データプロバイダー、Datatang株式会社が新たに「Nexdata」というブランド名でリブランディングし、新たなウェブサイトを開設した。このブランド変更の背景には、急速に進化するAI技術に対応するための高品質で構造化されたデータのニーズの高まりがあった。これにより、きわめて多様なデータソリューションを国内外の企業に提供する体制が整う。
Nexdataのブランドコンセプト
新ブランド名「Nexdata」には、「Next Generation Data Solutions」といった意味合いが込められており、次の世代にふさわしいデータソリューションの提供を目指している。これにより、Nexdataは新たな挑戦としてグローバルな市場展開をも視野に入れている。
新しいウェブサイトの特徴
新しく公開されたウェブサイトでは、ユーザーがより簡単にAI学習データを探し、利用できるように工夫されている。
- - 日本語でのデータ検索:サイト内では、800TBにも達する豊富な画像データや100万時間の音声データ、数億件の言語モデル向けデータセットを、日本語で直感的に検索できるように整備されている。これにより、より多くの日本の企業や研究者がアクセスしやすくなった。
- - クリーンなデザイン:メインカラーに白と軽い青を採用し、信頼性と革新性を感じさせるデザインは、ブランドの新しいイメージを確立するのに一役買っている。
- - イベント・コンテストページの新設:日本市場での情報発信を強化するため、ウェビナーやAI関連コンテストに関する情報を集約したページが新たに設けられた。これにより、業界のプレイヤーとの対話やAIを基盤とした社会の発展へ貢献できる場を提供している。
Nexdataの成長戦略
Nexdataは、「次世代のAIデータソリューションの提供」を基本に、今後は以下の成長戦略を掲げている。
1.
AI学習データの提供強化:画像や音声、言語モデル向けデータの収集やアノテーションを強化し、より高品質なデータを提供する。
2.
業界特化型のソリューション拡充:顔認識や物体検出、スマートモビリティ、OCR、LLMなど、多様な分野でのデータ対応を進める。
3.
国際市場への展開:アジア及び欧米地域におけるサービスの拡大とパートナーシップの強化を図る。
Nexdataは、今後も国際カンファレンスや国内のAI業界イベントに積極的に参加し、技術の発信を図ることで業界との連携を深めていく予定だ。また、AI開発データの支援や技術セミナーによって、顧客の課題解決を包括的に支援する体制を整えていく。
お問い合わせ情報
新たに生まれ変わったNexdataは、次世代のAIデータソリューションを通じて、社会に貢献することを目指している。これからもその動向に注目したい。