シアトル高校生来日
2025-02-14 16:51:34

シアトルの高校生が日本の文化を学ぶプログラムが実施される

2025年2月、米国のワシントン州シアトル市から高校生たちが日本にやって来る。彼らは「対日理解促進交流プログラム」の一環として、東京都と沖縄県を訪れる。本プログラムは、外務省が推進する「カケハシ・プロジェクト」の下で行われ、国際交流を通じて相互理解を深めることを目的としている。

高校生たちは東京都内で、先端技術や日本の伝統文化に触れる視察活動を行う予定だ。初日はオリエンテーションを経て、TEPIA先端技術館や明治神宮、さらには原宿周辺を見学する。さらに、都民防災教育センターでは、防災に関する知識を学び、注意を払うポイントを体験的に学ぶ機会が設けられている。

その後、彼らは沖縄県に移動し、文化体験としてのホームステイに参加。沖縄県立糸満高等学校の生徒たちとの交流を通じて、相互理解と友情が深まることが期待されている。空気の違う沖縄での生活を通じて、アメリカからの高校生たちは日本の文化や祭り、伝統料理に触れることができるだろう。

プログラムの一環として、沖縄の平和祈念公園や資料館、さらにはぬちまーす製塩ファクトリーや中城城址など、地域の歴史や文化を学ぶ視察も行われる。最後の数日間は、東京都へ戻り、都民防災教育センターでの学びを振り返りつつ、杉並アニメーションミュージアムでのワークショップを通じて報告会を準備する。この全行程を通じて、彼らは日本の文化や社会を深く知る良い機会となる。

このような交流プログラムは、日本と海外の若者たちとの相互理解を促進するものであり、2025年1月には、沖縄県立糸満高等学校の学生たちもシアトルのLindbergh High Schoolを訪問する予定だ。これにより、両国の若者たちの交流をさらに広げることが期待されている。

主催する一般財団法人 日本国際協力センター(JICE)は、今回のプログラムを通じて、日本に対する興味や理解を深めてもらい、未来の国際交流に貢献する人材を育成することを目指している。高校生たちは帰国後、日本での経験を発信し、得た知識や気づきを大切にすることだろう。

この取り組みは、国際的な視野を持つ次世代のリーダーを育てる重要な一歩として、多くの期待を集めている。シアトルから来る高校生たちが日本での経験をどのように吸収し、それをどのように活かしていくのか注目が集まる。日本の魅力と文化を伝える架け橋となる彼らの活動に期待が寄せられている。


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会社情報

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一般財団法人 日本国際協力センター
住所
東京都新宿区西新宿2-7-1新宿第一生命ビルディング16階
電話番号
03-6838-2700

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