『Practice』始動!
2025-03-03 11:23:36

TIS、次世代自律型人材育成アプリ『Practice』を正式提供開始

TISが新たに発表した自律型人材育成アプリ『Practice』



TIS株式会社(以下、TIS)は、2023年4月から提供していた自律型人材育成アプリケーション『Practice』の正式提供を2025年3月に開始することを発表しました。これは、一般社団法人21世紀学び研究所との協力のもとに開発されたツールであり、ユーザーが多様な問いに応じて答えることで、組織内でのリフレクションを促進し、コミュニケーションの質を高めることを目的としています。

自らの成長を促す新機能



正式提供に際し、様々な新機能が追加され、利便性が向上しました。特にAIがユーザーの回答をフィードバックする機能は注目すべき点です。これは、ユーザーが自分の考えを客観的に見つめ直し、さらなる成長を促す手助けとなります。さらに、TIS独自のプラネットモデルに基づく質問サイクルも導入され、問いかけが組織やチームの一体感を支援する形で提供されます。

また、価値観ギャラリー機能も新たに搭載され、ユーザーは自らの大切にしている価値観を簡単に参照できるようになります。これにより、多様性が尊重される環境が形成されることが期待されています。

変化するVUCA時代における自律型人材の重要性



現在のビジネス環境はVUCA(Volatility, Uncertainty, Complexity, Ambiguity)と表現される変化の激しい時代に突入しています。このような状況下で、自律型人材の育成が求められています。経済産業省がまとめた『人材版伊藤レポート』でも、企業は変革に向けた人材戦略を策定する必要があるとされています。TISの『Practice』は、この課題に対応するために開発され、逆境に強い人材を育成することを目指しています。

実績と今後の見通し



試験的に提供された無償トライアルでは、20社以上、300名の参加者から「相互を尊重する関係が深まった」との声や、「社員がリフレクションをより効果的に活用できるようにしてほしい」といった要望が上がりました。TISはこれらのフィードバックを反映し、さらなる機能改善を施しています。

TISは『Practice』の利用者数を2030年度までに20万人に引き上げる目標を掲げ、企業だけでなく教育機関などへの展開も視野に入れています。自律型人材育成を支援するこのアプリが、多くの組織での成長に寄与することが期待されています。

まとめ



『Practice』は、個人の成長を促進し組織内の対話を活性化するための強力なツールです。利用者がリフレクションを行う過程で、目標の達成感や職場の一体感が醸成されることにより、各チームは自律的に成長することが期待されます。ぜひ、多くの組織がこの新たなアプローチを取り入れ、未来の自律型人材育成に繋がることを願います。


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会社情報

会社名
TIS株式会社
住所
東京都新宿区西新宿8-17-1住友不動産新宿グランドタワー
電話番号
050-1702-4071

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