Classi株式会社、tetoruがISO27017:2015認証を取得
Classi株式会社は、小中学校向けの保護者連絡サービス「tetoru」が、国際的な情報セキュリティ規格である「ISO/IEC 27017:2015」の認証を取得したことを発表しました。これは、同社のクラウドセキュリティに関する取り組みの一環であり、BSIグループジャパン株式会社の推薦により実現しました。
tetoruとは?
tetoruは、「手と手をとりあう」というコンセプトの下、2022年4月にリリースされた新しいコミュニケーションツールです。小中学校とその保護者をつなげるために開発され、現在では全国の小中学校の約1割にあたる5500校で利用されています。また、児童生徒の登録者数は230万人を超えており、ますますその存在感を増しています。
このサービスは、学校の業務の効率化と教育の質の向上を目指し、学校と保護者間の円滑な連絡を無料で提供しています。さらには、有償オプションとして、一斉連絡機能や集金機能も利用可能です。
ISO27017:2015の意義
ISO27017:2015は、クラウドサービスに特化した情報セキュリティマネジメントのためのガイドライン規格です。この規格は、ISMS(Information Security Management System)認証の取り組みを踏まえ、クラウドサービスの提供や利用において求められる具体的な管理策が適切に実施されているかを認証するものです。この度の認証取得により、tetoruはより高いセキュリティ基準を満たすことができ、保護者や学校に対してより安心できるサービスを提供する体制が整いました。
Classiのビジョン
Classi株式会社は、教育分野でのテクノロジー導入を促進し、子どもの無限の可能性を引き出すことを目的としています。「SchoolTech」として学校とテクノロジーを結び付け、2022年4月からは公立小中学校でのサービスの提供を開始しました。教師と協力し、生徒一人ひとりが主体的に学ぶ意欲を育むための支援を行っています。教育プラットフォーム「Classi」に加え、tetoruによっても、学校と家庭の間の結びつきを強化し、安心して個人情報を扱える環境を提供しています。
今後の展望
tetoruは、今後も管理策の確立と改善を重視した社内教育や監視体制の強化に努め、サービスの信用向上に全力を尽くしていく方針です。これにより、利用者全体が安心してサービスを利用し続けるための環境を整えていく所存です。新たな認証の取得を契機に、teトルはさらなる成長を遂げることでしょう。私たちも、この進展に期待を寄せ、今後の動向から目が離せません。