駅弁発祥140周年記念！復刻版トンカツ弁当の魅力に迫る

駅弁発祥140周年を祝う復刻・日本食堂「トンカツ弁当」

2025年、駅弁発祥から140年を迎えるのを記念して、「復刻・日本食堂『トンカツ弁当』」が登場します。この商品は、1976年に日本食堂株式会社が製造していたトンカツ弁当を元に、約50年前の昭和の味を再現した魅力的な一品です。販売は2025年10月1日から2026年2月末頃まで、東京駅や新宿駅をはじめとした主要駅で行われます。

駅弁発祥の歴史

駅弁の起源は1885年、宇都宮駅で販売された「ごま塩を振った梅干し入りの握り飯」と言われています。この一品が全国各地の駅弁の礎を築き、その後の長距離旅行には欠かせない存在となりました。今回、その伝統を受け継ぎ、復刻版が登場することはまさに歴史の継承と言えるでしょう。

復刻・日本食堂「トンカツ弁当」の詳細

「トンカツ弁当」は、昔のパッケージデザインや販売時の中身を忠実に再現。具体的には、1976年当時の資料をもとに開発され、当時の価格は500円でしたが、現行価格は1,400円（税込）となっています。駅弁に込められた地域の魅力も感じられる一品です。

購入場所

この弁当は、以下の駅弁屋で購入可能です。

- 東京駅: 駅弁屋祭グランスタ東京
- 新宿駅: 駅弁屋頂
- 上野駅: 駅弁屋上野中央改札口
- 大宮駅: 駅弁屋旨囲門エキュート大宮

駅弁味の陣2025と地域活性化

さらに、駅弁発祥140周年を祝い、「駅弁味の陣2025」も開催されます。このイベントでは、WEB投票によって「駅弁大将軍」を決定し、地域の活性化を目指します。JR東日本からは、「復刻・日本食堂『トンカツ弁当』」を含む3商品がエントリー予定です。

その他の商品

また、駅弁発売から60周年を迎える「チキン弁当デラックス」も新たに登場します。内容はそのままでパッケージデザインを一新し、食材には江戸甘味噌を用いたトマトソースを加え、より和の要素を強調しています。こちらの販売も同日に開始され、価格は1,480円（税込）となっています。

駅弁屋祭グランスタ東京について

最後に、駅弁屋祭グランスタ東京の魅力について紹介します。ここでは、常時約150種類以上の駅弁が揃い、訪れるたびに新しい発見がある「駅弁まつり」として、多くの利用客に親しまれています。駅弁選びに時間がかかるほどの充実さが特徴で、多様な駅弁を提供することで、駅弁文化の継承に努めています。

交通の要所としても知られる東京で、是非この復刻版トンカツ弁当を味わいながら、駅弁の歴史を感じてみてはいかがでしょうか。