「SeaTrain」体験ツアー
2024-11-08 23:48:26

海洋の魅力を体験する「SeaTrain」青森・岩手で開催された特別ツアー

海の魅力を体験する「SeaTrain」ツアー



2024年10月、青森県と岩手県が連携し、うみの未来を考える特別体験ツアー「SeaTrain」が実施されました。このイベントは、社団法人海と日本プロジェクトの一環で、次世代に美しい海を引き継ぐことを目的にしています。特に地元の高校生が主体となって、三陸の海の魅力を調査し、その成果を共有する場としています。

イベントの概要



「SeaTrain」は、青森県の八戸市から岩手県の久慈市までを結ぶJR八戸線で行われ、2024年10月19日、20日、26日、27日の4日間にわたり全4回施行されました。地元の高校生たちが自らの手で作り上げた内容を盛り込み、参加者は海の魅力を体感しました。具体的には、高校生が考案したオリジナルのお弁当や特製の冊子が、列車内で提供され、参加者に三陸の素晴らしさを紹介しました。

様々なプログラムが用意され、バスでの観光スポット見学や地元の特産品体験なども行われました。高校生たちが伝える海のストーリーは、参加者にとって新しい発見であふれていました。

海の魅力を体験するプログラム



学ぶ時間



ツアーでは、乗客は車窓から三陸の美しい景色を眺めながら、地域の歴史や文化について学ぶ機会が提供されました。例えば、蕪島や鮫角灯台、種差海岸などが観光名所として紹介され、参加者はその美しさに感動し、また、自らの故郷の魅力を再発見しました。

お弁当と冊子



地元高校生が製作した「三陸旅する宝箱」という名前のお弁当は、地元の食材を使用した25486米、5種類の料理が入った美味しい一品です。また、久慈東高校の生徒が手がけた「SeeTrain Guide Book」には、地域の特産や観光名所の情報が盛り込まれています。これにより、参加者は三陸の特別な食文化を味わうことができました。

現地訪問



久慈市では、地元のウニの畜養場を訪れて地域の漁業技術を学ぶことができ、さらには、北限の海女たちによる伝統的な漁法も体験しました。未だ資源に恵まれたこの地域で、彼女たちがどのように自然環境に順応して活動しているかを知ることができました。

参加者の声



イベント参加者からは、特に「お弁当が大変美味しかった」「列車からの眺めがすばらしい」といった感想が寄せられ、また「地元の若者と一緒に活動できたのが嬉しかった」などの声もありました。この経験が地域への関心をより一層高めるきっかけとなることが期待されます。

結論



「SeaTrain」はただの観光ツアーではなく、地域の魅力や海の重要性を若い世代に伝える重要な取り組みです。これからも、海と日本プロジェクトのビジョンに基づいた活動が続いていくことを願っています。海の魅力に気づき、次世代にその素晴らしさを伝えていく活動は、地域が都会とつながる大きな一歩だと言えるでしょう。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

会社情報

会社名
海と日本プロジェクト広報事務局
住所
東京都港区赤坂2-14-4 森崎ビル3階
電話番号
03-6441-2561

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。