酒蔵王手門がTWSC2025での最高金賞を受賞!
宮崎県日南市の酒蔵王手門が、2025年開催の「東京ウイスキー&スピリッツコンペティション2025」(TWSC2025)で本格芋焼酎『蔵内極秘稟議書』が焼酎部門の最高金賞を獲得しました。これは、昨年の『まだこ』が最高金賞を受賞したことに続く、酒蔵王手門にとって2年連続の快挙です。
TWSCについて
TWSCは、日本唯一のアジア最大級のウイスキーとスピリッツの品評会で、2019年から開催されています。世界中から集まる蒸留酒を対象に、日本人の繊細な味覚で評価される場として注目を集めています。毎年、多くの優れた商品が出品され、高い競争が繰り広げられます。
受賞した本格芋焼酎『蔵内極秘稟議書』
受賞商品である『蔵内極秘稟議書』は、選りすぐりの黄金千貫を使用し、厳密な温度管理のもとで作られた常圧蒸留の芋焼酎です。その香りと旨味が引き立ち、審査員からは「個性的な香り、まろやかな後口。これぞ食中酒」と高く評価されました。
- - 原材料: 甘藷(黄金千貫:国産)、米麹(タイ米使用)
- - 容量: 720ml/1,800ml
- - 度数: 25度
加えて、同じく『銀滴復刻版』が銅賞を受賞しました。この商品は、創業当時の製法を現代に合わせ、伝統を受け継ぎつつ革新的なアプローチを追求した焼酎です。濃厚な芋の風味とまろやかな口当たりは、懐かしさすら感じさせます。
多彩な受賞歴
酒蔵王手門は近年、さまざまな品評会での受賞実績を誇ります。TWSC2025では『蔵内極秘稟議書』が最高金賞、また『銀滴復刻版』が銅賞を獲得。さらに、TWSC2024では『まだこ(芋)』が最高金賞とベストカテゴリー賞を受賞しました。これに加えて、IWSCやKura Masterなどの国際的なコンペティションでも高い評価を得ています。
酒蔵王手門の背景
株式会社酒蔵王手門は、宮崎県日南市北郷町に位置しており、明治28年(1895年)に創業された長い歴史を持つ焼酎蔵です。代表銘柄の『銀滴』は、蒸留時に初留が美しく垂れる様子から名付けられ、かつて昭和天皇がご来県の際に献上酒として選ばれたこともある名酒です。
公式ウェブサイト:
酒蔵王手門
この受賞を機に、酒蔵王手門の知名度がさらに広がり、品質への高い信頼が深まることでしょう。日本の伝統的な焼酎文化を未来へと受け継ぎながら、さらに革新を重ねていく彼らの歩みに期待が寄せられます。