待望のUbuntu版『Linuxサーバー構築標準教科書』がリリースされる
特定非営利活動法人エルピーアイジャパン(LPI-Japan)は、Linux技術者の育成を目指し、学習教材『Linuxサーバー構築標準教科書』の新たにUbuntu版を2026年7月1日に公開します。動作環境が目まぐるしく変化する近年、特にクラウドやAI技術の発展に伴って、Linuxの需要が高まってきています。その中でも、Ubuntuは開発環境やクラウド基盤の中で広く用いられており、さまざまな開発者に支持されています。
リリースの背景
『Stack Overflow Developer Survey 2025』によると、Ubuntuは個人利用と業務利用の両面で高い人気を示しています。このトレンドを受け、LPI-Japanでは、教育現場からのニーズに応える形でUbuntu版の教科書を制作しました。これにより、ユーザーはAlmaLinux版とUbuntu版から選択し、最も適した学習環境を確保できるようになります。
教科書の特徴
実践的な学習環境
Ubuntu 24.04 LTSをベースにした本書は、受講者が実際にUbuntuのインストールを行いながら、コマンド実行を体験することができます。これにより、実務に即した技術を身に付けやすくなっています。
深い理解を促す実習
LinuCレベル2の試験範囲に含まれるサーバー構築の技術を実習を通じて学ぶことで、サーバーの動作原理も体感できるようになります。具体的には、構築したサーバーに対してWebアクセスやメールを介したやり取りを行う中で、各種プロトコルの理解が深まります。
常に進化し続ける教科書
この教科書は、2009年から改訂を続けてきた実績があり、多くのIT技術者の意見を取り入れています。今後もコミュニティとの連携を大切にし、新しい技術への対応や教材の充実を図ります。
無償での利用が可能
本書はクリエイティブ・コモンズライセンスのもとで無償公開されており、学習や企業研修といった様々な利用が想定されています。PDF版とePub版は無料で提供され、Kindle版は有償となります。さらに、製本版も予約販売が開始されます。
教科書内容の概要
本教科書は以下の章立てで構成されています。
1章: Linux サーバーの概要
2章: VirtualBox のインストールと仮想マシンの作成
3章: Linux のインストールと設定
4章: Web サーバーの構築
5章: DNS サーバーの構築
6章: メールサーバーの構築
7章: ネットワークとセキュリティの設定
執筆者のコメント
執筆者である鯨井貴博氏は、Linuxの操作に戸惑う初心者にも向け、コマンド操作を最小限にし「動いた!」という体験を重視したと述べています。また、標準教科書シリーズを併用して学ぶことを推奨し、読者がサーバー構築の楽しさを感じられることを願っています。
基本情報
- - 提供開始日: 2026年7月1日
- - 提供形式: PDF版、EPUB版(無償)、Kindle版、製本版(有償)
- - URL: LPI-Japanの公式サイト
新しい技術の波に乗り遅れないためにも、ぜひこの教材を手に取って、Linuxの世界に一歩踏み出してみてはいかがでしょうか。サーバーの構築には多くの可能性が秘められており、これからのエンジニアとしてのキャリアに大いに役立つことでしょう。