尾道市における革新的な調査業務
尾道市の上下水道局は、老朽化が進む下水道管路施設の維持管理を高めるための調査業務を実施しました。この調査は、NTTインフラネット株式会社中国事業部によって受託され、実際に行われたのは9月1日です。
背景
近年、老朽化が進展する下水道管路施設に対する維持管理が急務とされています。特に、管路内やマンホール内部の調査は、作業環境や安全性に配慮する必要があり、これまでには安全かつ効率的な調査手法が求められていました。この背景から、最新技術の導入が不可欠となっていました。
調査内容
調査は、尾道市西御所町に敷設された直径1.2m、延長263mの下水道管路とマンホールの検査を対象としています。ここでは、九電ドローンサービスの協力を得て、空間に特化したドローン「IBIS2」と高精度な3Dレーザー計測システム「Hovermap」が使用されました。
「IBIS2」は極小のスペースでのデータ収集に特化しており、狭い場所での飛行が可能です。また、3Dレーザー計測システム「Hovermap」は、通常の方法では測定が困難な空間の情報を可視化し、精度の高いデータの収集を実現しました。この新技術を使うことで、マンホールに直接アクセスすることなく、下水道管内部の腐食や亀裂、堆積物の状態を安全に確認することができました。
各者の役割
この調査には、以下の各者がそれぞれの役割を果たしました。
- - 尾道市上下水道局: 調査の実施主体として、全体の監修を行いました。
- - NTTインフラネット株式会社: 計画立案や現場統括、劣化状況の評価を担当し、維持管理のDX活用手法に取り組みました。
- - 九電ドローンサービス株式会社: ドローンの運用管理と3Dモデルの作成を行い、データ取得を実施しました。
今後の展望
今後は、今回の調査で集められたデータをもとに、下水道管路の状態を立体的に表現する高精度な3Dモデルを作成する計画です。これにより、尾道市の下水道施設の維持管理が一層高度化され、地域のインフラの安定性向上に寄与することが期待されます。
NTTインフラネットについて
NTTインフラネット株式会社は、NTTグループの一員として、通信基盤の維持・管理を行う会社です。1999年の設立以来、地下設備の管理や無電柱化事業、クリーンエネルギー活用の推進など、社会インフラの充実に貢献しています。このような取り組みにより、災害に強い安全で持続可能な社会の実現を目指しています。
本業務に関する問い合わせは、下記の連絡先までどうぞ。
- - NTTインフラネット株式会社 中国事業部
- - TEL: 082-554-2233