SBI AntWorks AsiaとSBIレミットが協力し業務プロセスの自動化を実現

SBI AntWorks AsiaとSBIレミットの業務自動化の成功

近年、デジタル化が急速に進む中、業務効率化とコスト削減は企業の重要な課題となっています。そこで、SBI AntWorks Asiaが提供する先進的なテクノロジーを活用した自動化ソリューションが注目されています。そんな中、SBIレミットとつながり、彼らの送金業務の処理プロセスに革命をもたらしました。

1. 自動化の背景

SBIレミットは、海外送金サービスのペーパーレス化を積極的に推進してきました。しかし、全てのお客様がスマートフォンを所有しているわけではなく、ネットワーク環境が不安定な地域での利用には制約がありました。このため、従業員は手書きの申込書を目視確認し、手動でデータを処理するという負担の大きい作業を継続していました。

2. 連携による課題解決

このような課題を解決するために、SBI AntWorks Asiaは「QueenBOT RPA」とAI OCRを用いた統合型ソリューションをSBIレミットに提案。これにより、申込書の受領から送金業務に至るまで、幅広い業務が自動化されました。このプロジェクトは2023年12月から運用が開始され、業務フローの効率化とコスト削減に大きく寄与しています。

2.1 自動化から得られた成果

このプロジェクトによって、年間約6,600時間もの業務時間が削減され、オペレーターはより戦略的な業務に集中できるようになりました。加えて、「識字率向上サポート」の導入により、手書きの申込書のOCR読取り精度も向上し、ミスが大幅に減少しました。

3. 導入後の業務フロー

導入前の業務フローでは、オペレーターが受領した申込書を目視で確認し、手動でデータを入力する必要がありました。しかし、自動化後は、「QueenBOT RPA」とAI OCRによって、全ての工程が自動で処理されるようになり、業務効率は飛躍的に向上しました。

4. 代表者のコメント

SBIレミットの代表取締役社長、木村美礼氏は、「提案から運用までワンストップでサポートいただいたことで、社内システムとの連携や現場への浸透も非常にスムーズに進みました。SBI AntWorks Asiaは、ただのソリューションベンダーにとどまらず、当社のDX推進を共に進めてくれる存在です。」とその感謝の意を表しています。