千葉県千葉市に本社を持つ株式会社千葉ステーションビルと、鹿児島県薩摩川内市に本社を置く株式会社ECOMMITが、JR海浜幕張駅での衣類回収サービスを実施します。この取り組みは、不要品の回収・選別・再流通を一貫して行う資源循環サービス『PASSTO(パスト)』を活用し、千葉エリアの廃棄物削減と資源の再利用を目指すものです。
実施期間は2024年10月18日から31日までの14日間で、JR海浜幕張駅の改札外に回収BOXが設置されます。本サービスは、駅への導入としては初めての試みとなっています。これまでに、2023年10月より『ペリエ千葉』での回収を開始し、その後2024年9月からは『ペリエ稲毛』への導入もありました。これらの活動を通じて、千葉エリアにおけるリサイクル・資源循環の意識を高め、地域活性化へとつなげることを目的としています。
『PASSTO』の役割は、使われなくなった衣類を回収し、それを適切に選別し再生させることです。回収対象となるのは、衣類全般(トップス、ボトムス、シャツ、ジャケットなど)で、汚れたりシミがついていたりするもの、過度に傷んだものは回収の対象外となります。また、靴やユニフォーム、水着、肌着なども受け付けていません。
実際に回収された衣類は、国内外でのリユース品として再流通され、再利用が難しいものはリサイクルパートナーを通じて資源化が行われます。このサイクルが確立されることで、廃棄物の量が減り、環境への負荷も軽減されることが期待されています。
近年、リサイクルや資源循環の重要性が高まっており,消費者も環境問題に対する意識が高まっています。この流れに合わせて、千葉ステーションビルとECOMMITは、地域に密着したサービスを通じて、サステナブルな社会の実現を目指してまいります。
『PASSTO』は、「次の人へ渡す、未来へ渡す」というメッセージを込めたサービスで、ユーザーにとっても気軽に資源循環に参加できる機会を提供しています。生活者が身近に感じられるサービス設計で、不要品の処分方法としての『捨てる』以外の選択肢も提示します。これにより、従来の廃棄物処理の概念が変わり、循環型社会の実現に寄与することを目指します。
ペリエ海浜幕張としては、今回の取り組みを通じて利用者の利便性を向上させるだけでなく、地域の価値を一層高めるための新しいサービスを提供していきます。駅直結の商業施設と一体となって、地域の皆さんに楽しんでいただける環境を整えていく所存です。
詳細情報やサービス内容については、ペリエ海浜幕張の公式サイト
こちら でご確認ください。今後も地域貢献への取り組みを拡大し、多様なサービスを提供していくことを期待しています。