2025年の倒産動向
2026-01-14 10:36:57

2025年企業倒産件数が12年ぶりに1万件超え その背景と影響を徹底分析

2025年の企業倒産件数が1万261件に達し、12年ぶりに1万件を上回る結果となりました。これまでの傾向を受け、さまざまな要因が企業に影響を及ぼしていることが読み取れます。倒産件数は前年の9901件から3.6%増加し、主に中小零細企業の倒産が目立ちました。特に、最も影響を受けた業種であるサービス業は、2547件から2648件と4.0%の増加を見せ、この分野での倒産は2000年以降で最も多い結果となっています。

さらに、小売業や建設業も前年に対して増加率が高く、特に建設業は1890件から2021件と6.9%の上昇を記録しました。これらの業種の倒産の背景には、物価の高騰や人手不足が直結している状況があります。例えば、全体の82.8%を占める不況型倒産の主な理由は販売不振で、8385件に達しました。

地域別では、9地域中8地域で前年を上回り、特に四国は過去13年で最多の213件を数えるなど、地域による差も見られました。ゼロゼロ融資に関連する倒産が636件と初めて減少した一方で、人手不足による倒産は427件と過去最多を更新しました。もっとも深刻なのは物価高に関連する倒産で、949件と2年連続での過去最多記録を樹立しました。

そして、2025年の負債総額は約1兆5669億円で、前年の2兆2197億円に比べて大幅に減少しました。特に5000万円未満の負債規模が6283件と62.2%を占めることからも小規模化が進行していることが伺えます。

このようなトレンドを踏まえ、2026年は特に人手不足や経営者の健康問題による企業間格差が拡大することが懸念されます。また、施行が進む新法によって中小企業の資金繰りや再生の在り方が変わることが期待される一方で、各労働力の確保が非常に重要な課題となることが明白です。

以上のように、2025年の企業倒産動向は、単なる数字の推移だけでなく、根本的な経済構造や社会問題が絡み合って複雑化していることを示しています。今後の展望には頑健な企業戦略が不可欠で、先行きが懸念される中小企業がどのように持続可能な形で成長を続けていくのか、私たちが注視していくべき課題です。


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