能登の復興を考える特別なディナーイベント
軽井沢のリトリートリゾート、「SHISHI-IWA HOUSE」が6月6日(金)に能登半島を支援するディナーイベントを開催することが決まりました。このイベントは、能登半島地震の被害を受けた地域への支援を目的としており、参加者の皆さんがその場でおいしい料理を楽しみながら、復興に向けた取り組みを理解する新たな機会となります。
能登半島地震の影響
能登半島地震は、多くの命を奪い、数多くの人々が負傷しました。また、住宅や事業所も甚大な被害を受けました。政府の試算によると、被害総額は1.1兆円から2.6兆円に達し、日本の地震災害の中でも最も大きな損失の一つとされています。地震発生から15ヶ月が経過した今も、復興の道のりは厳しい状況にあるのが現実です。
イベントの内容
このディナーイベントでは、プロジェクトのナビゲーターとして輪島の桐本氏を迎え、「輪島塗 Rescue & Reborn プロジェクト」を通じて救済された輪島塗の器を使ったお料理が振る舞われます。震災で害を受けた輪島塗を実際に手に取ってもらい、その歴史や価値を再認識してもらうことを目的としています。
桐本氏は、能登町の民宿「ふらっと」夫妻と協力し、震災で困難な状況にある輪島塗の器を救い出し、保管・修復といった活動を行っています。参加者は、この日のために生まれ変わった輪島塗の器を通して、職人たちの努力と伝統工芸の存在意義を感じることでしょう。
シェフの紹介
料理を担当するのは、能登の素材を生かした料理が評価されている「ラトリエ ドゥ ノト」のオーナーシェフ、池端隼也氏です。池端シェフは、震災による影響を受けつつも、国内を巡りながら能登の現状を広め、復興に向けて活動しています。彼が手がける料理は、能登と軽井沢の食材の融合が楽しめる特別なもので、参加者の口を楽しませることでしょう。
この特別なディナーはただの食事ではなく、地域への支援と持続可能な未来を考える場でもあります。SHISHI-IWA HOUSEは、輪島塗やプロジェクトの発信を続けることで、能登地域のものづくりとビジネスの再生を応援していく方針です。
イベント詳細
- - 日時: 2025年6月6日(金)18:00〜21:00(終了予定)
- - 会場: SHISHI-IWA HOUSE内レストラン「Shola」
- - 料金: 38,000円(お料理およびペアリングのドリンクを含む、税・サービス料別)
- - 定員: 30名
- - 宿泊特典: SHISHI-IWA HOUSEへの宿泊を希望する方には15%OFFの特典があります。
この機会に、能登の伝統と文化に触れながら、復興支援に参加してみてはいかがでしょうか。