親子で学ぶ水族館の特別セミナー
2024年8月3日、新江ノ島水族館でニチバン株式会社による特別イベント「親子で学ぼう!おさかなと人間の”ケガ”」セミナーが開催されました。夏休みを利用して、54名の親子がこの特別な夜の水族館の空間で、海の生き物や自分たちのケガについて学ぶ機会を得ました。
幻想的な水族館の夜
通常は昼間にしか見られない新江ノ島水族館を貸し切り、参加者たちは開場と同時にワクワクした表情で集まりました。元気いっぱいの小学生たちがクイズに答えたり、興味津々で話を聞く姿が印象的でした。水族館の担当者も、「このテーマは夏休みにピッタリで、子どもたちに命の大切さを実感してもらう良い機会になりました」と述べていました。
しっかり学ぶ人間のケガの治療法
イベントの最初に倉智氏が登場し、「モイストヒーリング(湿潤療法)」について解説しました。キズの治癒には体液が重要で、キズを乾かさずにその体液の力を借りて治す方法を図解で説明し、家庭でできる手当の仕方も紹介されました。特に、消毒はせずにやさしく水で洗い、絆創膏で保護する方法が強調されました。その説明を受けて、参加した子どもたちは頷きながら熱心に聞いていました。
魚のケガも治療する!?
セミナーの後半では新江ノ島水族館の「えのすいトリーター」である杉村氏が登壇し、実際の魚のケガの治療について話しました。具体的には、ウツボに噛まれたウツボの実例を analyzedし、どのように抗菌剤を使ったり、絆創膏のようなケアを行うのか説明しました。バックヤードでの治療の様子を動画で見た参加者たちからは驚きの声が上がり、みんな目を輝かせていました。また、魚が怪我を治すためにはしっかり食べることが大切だということを教えてもらい、キズの経過を見て「すごい!」と感心する子どもたちの姿が印象的でした。
危険な生き物のランキング発表
さらに、トークセッションでは、海や川遊びで気をつけるべき生き物についての発表もありました。参加者たちは、周囲に潜む危険を理解することができました。発表された危険生物のランキングは次の通りです:
1. ヒョウモンダコ
2. アンドンクラゲ
3. ウツボ
特にヒョウモンダコについては、江ノ島にもしばしば出没するため注意が必要であり、唾液が毒性を持っている点が強調されました。杉村氏が語るたびに参加者たちが驚く様子が見受けられました。
夏の遊びに必要なアイテムとケガ対処法
最後に、子どもたちに向けて夏休みに持っていくべきアイテムを紹介しました。水分補給のためのペットボトルや日焼け止め、帽子などに加え、ニチバンの「ケアリーヴ(TM)治す力(TM)」の絆創膏もおすすめとして紹介されました。イベント全体を通して、参加者たちは楽しく学び、多くの貴重な体験を得ることができました。
まとめ
今回の「親子で学ぼう!おさかなと人間の”ケガ”」セミナーは、子どもたちと保護者にとって貴重な学びの場となり、楽しい思い出にもなった様子でした。ニチバンによるこのような取り組みは、今後も続いてほしいですね。