つくば市初、永代納骨壇の開設
2021年12月1日(水)、つくば市において、初の室内型永代納骨壇が誕生し、専修寺つくば分院にて受付が開始されます。この新しい納骨方式は、現代の多様化するライフスタイルに適応した、故人を大切に敬う新たな選択肢です。
新しい弔いの形
日本の社会では、散骨や合同墓といった新しい形式の弔い方が増加しています。核家族化が進む中で、お墓を持たない選択を迫られることも多く、従来のお墓の管理が難しい状況が生まれつつあります。そこで登場したのが、つくば市初となる「涅槃堂納骨壇」です。この納骨壇は、家族や独居の方々を含む全ての人に寄り添い、安心して利用できる方式を目指しています。
涅槃堂納骨壇の特徴
涅槃堂納骨壇は、以下の特長を持っています:
- - 重要文化財指定の涅槃像: 釈迦如来像を中心に安置されており、永代納骨を通じて個別に故人を偲ぶことができます。
- - 個別安置の可否: 一人一人を個別に納骨できるよう設計されており、僧侶による日々の勤行が行われます。
- - 室内環境の確保: 天候による影響を受けず、いつでも心地よい環境でお参り可能です。
- - 経済的負担の軽減: 後継者がいない方や経済的負担を軽くしたいと考える方にも最適な構造です。
また、個人壇は30万円、家族壇は100万円という手頃な価格で提供され、管理費は不要。宗旨宗派も問わず、真宗高田派の教義に従ったお勤めが行われます。
宗教法人について
専修寺は、宗祖親鸞聖人の教えを受け継ぎ、栃木県真岡市に本寺を持ち、その教えを広める活動をしています。その中で、関東別院が東京都大田区に位置し、つくば地域に分院を設立しました。このつくば分院では、栃木の本寺にある永代にわたる文化的財産である涅槃像を模した本尊が安置され、地域の皆様に福音を届けています。
専修寺関東別院では、地域の皆様からの問い合わせにも丁寧に対応しており、心温まる弔いの場を提供しています。興味のある方は、専修寺関東別院つくば分院にて詳細を問合せてみてはいかがでしょうか。