EMC対策LAB開設
2025-12-22 13:34:33

ローデ・シュワルツ・ジャパン、新オフィスにEMC対策LABを開設し支援体制を強化

ローデ・シュワルツ・ジャパンが新オフィスにEMC対策LABを設立



グローバルな技術グループ、ローデ・シュワルツ・ジャパン株式会社(東京都品川区)は、システムインテグレーターであるテクノサイエンスジャパン社と提携し、EMC対策を強化するための「EMC対策LAB(仮称)」を新オフィスに開設したことを発表しました。この新しい取り組みは、製品のEMC(電磁環境適合性)に関する問題を抱える企業に対し、実践的なソリューションを提供し、国内製品開発を支援することを目的としています。

EMC対策LABは、単なる問題解決の場を超え、協業プラットフォームとしての機能も果たします。トラブル解決に取り組む企業はもちろん、どのように作業を進めたら良いのか分からない企業に対しても、具体的なアドバイスやサポートを行います。

専門的なサービスとサポート


このEMC対策LABでは、EMC対策の専門知識を持つテクノサイエンスジャパン社及びそのグループ会社のエキスパートによるさまざまな活動が行われます。具体的には、以下のサービスが提供されます:

  • - 専門セミナーの開催: RF系EMC対策手法や電源変動に対するインパルスイミュニティ対策の手法、エミッション評価手法、シールディングやフィルタリング技術など、実践的なテーマに関する講義を行います。
  • - 実機による簡易測定実演: 単なる座学だけでなく、実際に測定器を使用したデモンストレーションを通じ、具体的な対策イメージを提供します。
  • - 個別相談会の実施: 顧客の抱える具体的な課題に対して、エキスパートが個別にアドバイスを行い、実践的な解決策を提供します。

企業のニーズに応える


調査により、企業の多くが合否判定の段階におけるEMC対策への関心を示していることが明らかになりました。この新たなLABを通じて、ローデ・シュワルツ・ジャパンは新しい顧客のニーズに応えることができるようになります。このようにして製品開発におけるEMC課題の解決を加速し、さらなる顧客満足度の向上が期待されます。

ローデ・シュワルツ・ジャパンのジェネラルマネージャー、齋藤直士氏は:「EMC対策LABを開設したことは、顧客ニーズに対する理解を深める重要な一歩です。このプラットフォームを活用して新たな顧客セグメントを開拓し、顧客のコンプライアンスを強化することを目指します」と述べています。

テクノサイエンスジャパン社の山田和謙社長は、「単に測定結果を提供するだけではなく、お客様が直面する複雑なEMC対策の課題を共に乗り越えていく『共創の場』として位置付けたい」とコメントしました。

ローデ・シュワルツについて


ローデ・シュワルツは、電子計測や技術システム、ネットワーク及びサイバーセキュリティに関する分野で、より安全に“つながる”社会の実現に向けて活動を展開しています。設立から90年以上にわたり先端技術の開発を続けてきたこの会社は、産業界や規制当局に対し、デジタル技術の主権を提供することを目指しています。これからも進化し続ける技術を通じて、持続可能な社会の実現に寄与していくことでしょう。

まとめ


ローデ・シュワルツ・ジャパンの新しいEMC対策LABは、製品におけるEMC課題に専門的な視点で取り組む機会を提供するものです。今後の技術革新に向けた取り組みが、国際的な競争力を高める鍵となるでしょう。これにより、日本の製造業全体がさらに利便性の高い製品を世に送り出すことが期待されています。


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会社情報

会社名
ローデ・シュワルツ・ジャパン株式会社
住所
東京都新宿区西新宿7-20-1住友不動産西新宿ビル27階
電話番号

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