Traxが日本参入
2019-07-11 09:00:12
Traxが日本市場に本格参入、デジタル化の新潮流を作る
Traxが日本市場に本格参入
シンガポール本社のTraxが、消費財メーカー向けの新たなコンピュータビジョンソリューションを展開するため、日本市場に本格的に進出します。この重要な動きは、国内の店舗における商品の見える化やデジタル化を促進するための、大きな一歩です。
Traxは、2010年に設立された企業で、画像認識技術を消費財業界へ導入して以来、急速に成長を遂げてきました。特に、商品棚のデジタル化を通じて、生産性向上や効率的な売上管理を実現しており、世界各国にオフィスを構えるグローバルリーダーとなっています。
この日本への本格参入を祝して、Traxは2019年7月11日に東京で「Trax Innovation Day」を開催します。このイベントには、多くの業界リーダーや専門家が集い、デモンストレーションやパネルディスカッションが行われます。業界最前線で働くプロフェッショナルたちから、最新のテクノロジーやトレンドについて学ぶ絶好の機会です。
Traxのテクノロジーが変える小売業
Traxが提供するサービスは、消費財メーカーや小売業者が店舗での商品棚を画像認識技術を用いてデジタル化し、その情報をリアルタイムで分析するものです。これにより、従来の手作業による商品棚の監査が不要となり、正確なデータを元にした現場の効率化が実現します。具体的には、店内の陳列状況や在庫管理、売上データを詳細に把握することができ、効果的な販売戦略の策定が可能になります。
日本市場へ進出するTraxは、すでに大手の消費財メーカーと提携し、サービス導入が進んでいます。Nadav Itach氏(APACマネージング・ディレクター)は、「日本は小売市場として世界最大の一つで、高齢化や労働力不足という課題を抱えています。その中で、我々の技術が非常に大きな役割を果たすと信じています。」と述べています。
Trax Innovation Dayのプログラム
「Trax Innovation Day」では、Veeva Systemsの製品専門家や国内外の企業のリーダーが登壇し、彼らの経験やノウハウを共有します。たとえば、コカ・コーラからは「ビジネス変革:店舗内実装の変革における成功事例」の講演が行われる予定です。また、デジタル化の進展に対する消費財業界のさまざまな反応や、具体的な導入効果についてのパネルディスカッションも予定されています。
このように、Traxは日本における小売業のデジタル化を加速し、消費財メーカーの売上向上に寄与することを目指しています。従来にはなかった新しい売場管理の手法や効率的な戦略を提供し、業界の停滞を打破することが期待されています。
今後の展開に目が離せません。まずは「Trax Innovation Day」にて、その全貌を体験してみてはいかがでしょうか。
会社情報
- 会社名
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Trax Technology Solutions Pte. Ltd.
- 住所
- Singapore 65 Chulia Street#19-01 OCBC Centre
- 電話番号
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