バンキングシステムズとバリューコマースが新しいO2Oアフィリエイトを開始しました

バンキングシステムズとバリューコマースが新たにO2Oアフィリエイトを開始

近年、スマートフォンやタブレットの普及、さらにはSNSの活用が進む中で、オンラインから実店舗に客を呼び込むO2O（Online to Offline）マーケティングが特に重要視されています。この流れに乗って、バンキングシステムズとバリューコマースは、クラウドPOSレジに対応した新しいO2Oアフィリエイトサービスを発表しました。

クラウドPOSレジ「スマスト」の導入

この新しいシステムは、カシオ計算機が提供するAndroid端末に、バンキングシステムズの「スマスト」が連携した形で導入されます。エンドユーザーに対しては、実店舗で使えるユニークな割引クーポンが提供され、店舗側では来店した顧客のクーポンバーコードを読み取ることが可能です。そして、売上が確定した時点で成果報酬が発生する仕組みです。

驚異的なコストパフォーマンス

この仕組みのメリットは、実店舗とEコマースサイトを同時に宣伝・管理できる点です。店舗側は、O2Oマーケティングによって効率的に顧客を集めることができ、また一元管理によって顧客情報を有効活用することも可能になります。成果報酬型のシステムなので、導入コストを抑えつつ高い効果を望むことができます。これは特に中小企業にとって、大きな利点となるでしょう。

ミスターミニットでの実用化

このサービスは、靴修理チェーン「ミスターミニット」に導入されることが決定しました。同社は、日本全国で約290店舗を展開しており、インターネットと実店舗の効果的な連携に注力しています。これにより、顧客の利便性が向上し、サービスの質も大きく改善されると期待されています。

特許出願中の世界初システム

バリューコマースによれば、このO2Oアフィリエイトシステムは、クラウドPOSレジ連動での売上比例の成果報酬型である点において、世界初とされており、現在特許を申請中です。このような新しいビジネスモデルは、他の企業にとっても刺激となり、さらに多くのO2O施策やマーケティング手法が生み出されることが期待されます。