高島屋の未来デザイン
2025-10-02 20:18:26

学生たちが生み出した未来のデザインとは?高島屋大阪店の試み

大阪高島屋が取り組むサステナブルデザインプロジェクト



高島屋大阪店で行われる『Re:Local Material~百貨店の裏側から生まれる未来~』は、地域の学生たちによる革新的なプロジェクトです。このプロジェクトは、10月8日から28日までの21日間にわたり、大阪芸術大学の学生たちが中心となって進められます。高島屋のサステナブル・アクション「TSUNAGU ACTION」の一環として実施され、百貨店の廃棄物を新たな価値に変える挑戦をしています。

学生たちの発想と挑戦



大阪芸術大学の学生たちは、コンテンポラリーデザインスタジオ[we+]の指導の下、日常的に捨てられる段ボールや緩衝材などを素材として再利用します。この活動は、廃棄物をただのゴミとして扱うのではなく、地方に根ざした新しい“土着的素材”として再評価し、その可能性を探ります。学生たちはフィールドワークに取り組み、素材の特性を理解し、新たな用途を発見するための試行錯誤を繰り返しています。

展示の詳細



展示は1階フロントステージで行われ、様々な作品が「一枚の布」のように統一感のある形で展示される予定です。これにより、訪れる人々に作品群が持つ統一性や多様なデザイン価値を伝えることを目的としています。また、4階ローズパティオでは、制作プロセスや学生たちがどのようにアイデアを形にするかを実物展示を通して紹介します。観客は、素材が持つ新たな価値の種を見つけ出すプロセスを体感できるでしょう。

新たな価値創造



この取り組みは、持続可能な循環型デザインの未来を示すものであり、学生たちのアイデアと創造力が生み出した作品たちは、地域社会の未来を映し出す鏡となります。『Re:Local Material』プロジェクトは、単なる廃棄物の再利用にとどまらず、人々の心を動かし、共感を生む新たなデザインの在り方を探究しています。

大阪芸術大学とWe+の協力



このプロジェクトには、大阪芸術大学とデザインスタジオWe+という2つの重要な組織が関与しています。大阪芸術大学はその広大な敷地に15学科を持ち、未来の表現者を育成するための理想的な環境を提供しています。We+はリサーチと実験に基づいた手法で知られ、多様な価値観を尊重しながら自然や社会環境との共存を模索しています。

今後、大阪高島屋で開催されるこのプロジェクトに期待が高まります。地域の若者たちが、身近な素材と向き合い、新たな価値を生み出す様子をぜひお楽しみにしていてください。


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会社情報

会社名
株式会社髙島屋
住所
東京都中央区日本橋2-12-10髙島屋グループ本社ビル
電話番号

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