深海研究スーパーキッズ育成プロジェクトがプレゼン講座を開催！

深海研究スーパーキッズ育成プロジェクトがプレゼンテーション＆映像制作講座を実施！

2024年12月8日、静岡県の静岡放送（SBS）本社で、一般社団法人海洋文化・研究拠点化推進協議会による「深海研究スーパーキッズ育成プロジェクトin駿河湾」が開催されました。このプロジェクトは次世代に海の重要性を伝えるため、子どもたちが海に関する研究成果を発表する機会を提供するもので、その一環として、プレゼンテーションおよび映像制作に関する講座が行われました。

目指すは発表会！

来年1月26日に控えた研究成果発表会に向けて、参加した10名の小学生から中学生にあたるキッズたちは“伝わりやすい”プレゼンテーションを作成するための知識と技術を学びました。この講座は、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として、海を通じて人々がつながることを目的としています。

性格診断で自分を知る

講座のスタート時、講師を務めた一般社団法人てらこや千聚の村井先生による性格診断が行われました。この診断により、子どもたちは自分自身の強みと弱みを認識しました。「調査や研究は得意だが人前で発表するのは苦手なタイプ」や「発表は得意だが、自分の思いを言葉にすることが苦手なタイプ」など、それぞれの特性を把握し、効果的なプレゼンテーションの組み立て方についてアドバイスを受けました。これにより、彼らは自信を持って発表準備を進めることができるようになりました。

プロの技を学ぶ映像制作

次に行われたのはテレビ番組制作スタッフによる動画制作講座です。参加者たちは自分の研究成果を動画で表現することが求められており、プロから「構成づくり」や「編集方法」、「効果的なテロップの使い方」について学ぶことができました。短い時間の中でも、彼らは驚くほど高いクオリティの動画を制作しました。この驚異的なクリエイティビティには、講師たちも感心するほどでした。

未来へ向けた期待

今回の講座を通じて得た知識や技術は、残り2回の講座でもさらに磨きがかけられます。進行中のこのプロジェクトを通じて、キッズたちは自信を高めただけでなく、海の重要性を理解し、未来への責任を感じるようになっています。発表会当日のプレゼンテーションがどのようなものになるのか、楽しみでなりません。

団体の意義

このプロジェクトを運営する一般社団法人海洋文化・研究拠点化推進協議会は、清水港及び駿河湾周辺での港湾計画や海洋文化についての研究を推進しています。海の文化や国際研究の拠点化を目指す活動は、地域や全国に広がりつつあります。また、海を未来へ引き継ぐという理念は、日本財団の「海と日本プロジェクト」にも共通しており、多くの人が海を自分ごととして捉えるきっかけを提供しています。

今後も、このような活動を見守りながら、子どもたちがどのように成長していくのかを楽しみにしています。