ファミワンが山梨県で展開するオンラインサポート事業
山梨県の不妊相談・女性健康相談の運営委員会において、株式会社ファミワンが実施したオンラインサポート事業の報告が行われました。ファミワンは「子どもを願うすべての人に寄り添い、幸せな人生を歩める社会をつくる」というビジョンのもと、オンラインで専門家によるサポートを提供しています。
山梨県との連携
ファミワンは、山梨県からの委託を受け、「山梨県妊活等健康オンラインサポート事業」を推進しており、令和6年度の山梨県不妊相談事業運営委員会でその成果を報告しました。この会議では、山梨県内で不妊や女性の健康に関する相談に携わる医療関係者が集まり、各所の活動について意見交換が行われました。
特にファミワンは、2023年10月から「生涯を通じた妊娠・出産支援体制強化事業」を開始し、約60名の専門家がオンラインでの相談に対応しています。これにより、不妊や女性の健康に関する相談件数は、導入前の3年間と比較して150%も増加しているとのことです。
オンライン相談の重要性
SNSを活用し、オンラインでの相談が行えることにより、特に若い世代からの需要が高まっています。ファミワンでは、オンライン相談の他にも、電話や対面での相談も提供しており、柔軟な対応が評価されています。今後も、さらなる県民支援を目指して活動を続けていく方針です。
山梨県の少子化対策
山梨県では少子化が深刻な課題となっており、現在の人口は79万人で、ピーク時から約11.2%減少しています。また、高齢化が進み、3人に1人が高齢者という状況です。これに対処するため、山梨県は様々な支援策を打ち出しており、特に妊娠・出産に関連する支援が強化されています。
具体的には、プレコンセプションケアの推進や子育て支援といった施策が用意される他、18〜39歳の女性を対象にした無料のプレコン健診事業も実施されています。これにより、妊娠・出産に関する教育を普及させる取り組みが進められています。
ファミワンの役割
福利厚生サービス「ファミワン」は、企業向けに専門的な健康相談を提供し、従業員の健康管理を支援しています。匿名での相談が可能であることで、従業員が心理的な安心感を持つことができ、自分自身の健康について考えるきっかけを提供しています。また、企業全体のリテラシー向上を目指し、セミナーや研修を通じた知識の理解促進も行っています。
ファミワンは、今後も山梨県の特性に応じた支援を展開し、地域社会に貢献していく姿勢を示しています。引き続き、県民の幸せを実現するための取り組みが期待されます。