2025年1月28日、イカロス出版株式会社が発行する季刊鉄道趣味誌『MODEL jtrain(モデル ジェイ・トレイン)』の第7号が登場します。本号では、急行「はまなす」の歴史的な変遷とそれに伴う模型の魅力を特集しています。「はまなす」は、1988年に青函トンネルの開通と共に運行を開始し、北海道新幹線の開業により2016年に廃止されたJR最後の定期夜行急行列車です。その歴史を振り返り、模型としての楽しみ方や再現方法まで幅広く紹介しています。
特集内容は「はまなす」の変遷と再現です。この項では、当初は座席車のみのシンプルな編成から、ドリームカーや寝台車の導入に至るまで、急行「はまなす」の編成がどのように多様化していったのかを詳細に解説。読者にとって、実際の車両の変化を模型で再現する楽しさを提供します。また、急行列車の大整理として昭和60年3月のダイヤ改正を振り返ります。当時、東北上越新幹線上野駅の開業によって多くの急行列車が運行停止となった状況を紹介し、地域ごとの車両や運用の変化に焦点を当てています。
さらに、本号では北関東を走る165系「草津・ゆけむり」セットの楽しみ方や、その投入前の秘話に迫った特集も掲載。また、遜色急行「かいじ」と115系のお話、昭和50年代の急行「紀州1号」の様子、さらには10系の正調急行「桜島・高千穂」の編成など、多様な時代の急行列車を総覧する構成となっています。これらの内容を包含し、巻末には貴重な資料編として過去の「旅客列車編成表」「客車運用表」なども掲載され、鉄道ファンにとっての資料価値も非常に高い一冊です。
この『MODEL jtrain』Vol.7は、特に国鉄型車両ファンや鉄道歴史愛好家にとって、その内容は見逃せない魅力を持っています。また、鉄道模型を愛する人々にとっても属する楽しみ方を提案しており、佐々木氏の執筆によるこれらの記事は、鉄道の知られざる歴史を掘り下げています。書名『MODEL jtrain Vol.7』の発売日となる2025年1月28日、価格は2530円(本体2300円+税10%)で、A4変型判148ページのボリュームでお届けします。
この機会に、急行「はまなす」の素晴らしい歴史を振り返りながら、豊かな模型の世界を再発見してみてはいかがでしょうか。