インキュベーターのAI営業支援ツール「アカマネサーチ」が三信電気で発売開始

インキュベーター株式会社の新たな挑戦

インキュベーター株式会社は、AIを駆使したBtoB営業向けの新サービス「アカマネサーチ」を2025年7月1日から三信電気株式会社を通じて販売開始します。この新しい営業支援ツールは、商談準備を効率化し、営業パフォーマンスを向上させることを目指しています。

社会の変化と営業の新たな課題

現在、ビジネス環境は複雑化しており、情報の洪水にさらされています。特にBtoB領域では、顧客毎に最適化された提案が求められる一方で、営業担当者は膨大な情報の整理や分析に追われています。このような非効率性により、提案の質や契約率が低下することが危惧されています。

このような背景から、インキュベーター株式会社は「誰もが成約率を高めることができる営業」を実現するために、商談準備を効率化する「アカマネサーチ」を開発しました。このツールは、営業担当者が本質的な顧客との対話に集中できる環境を提供するため、情報収集や整理の負担を軽減する機能を備えています。

三信電気との協業

三信電気株式会社は、これまで多岐にわたるソリューションを提供し、社会の発展に貢献してきました。今回の提携は、同社のソリューション営業本部が「アカマネサーチ」を導入し、自身の営業強化を図るものです。AIを活用した商談準備は、三信電気の営業活動の質を向上させ、企業の生産性向上にもつながります。

三信電気のソリューション営業本部長である森祐二氏は、アカマネサーチの導入によって、AIが顧客データと自社商品を分析し、営業担当者に最適な提案を示すことの重要性を強調しています。営業が実際に使用することで得られる知識やノウハウをフィードバックし、さらにお客様に価値のあるサービスを提供していくと述べています。

発表会とデモンストレーション

三信電気は2025年7月23日から25日に幕張メッセで開催される「DX 総合EXPO 2025 夏東京」に出展し、「アカマネサーチ」のデモンストレーションを行う予定です。訪問者は、AIを活用した商談準備の具体的なプロセスを目の当たりにし、営業効率化への貢献を直接体験できる機会となります。

未来に向けた取り組み

インキュベーター株式会社の代表、八並嶺一氏は、三信電気とのパートナーシップを非常に喜ばしく思っており、AIが営業プロセスを根本から変えることに期待しています。この協業が営業のあり方を革新し、日本のビジネスシーンの活性化に寄与することを目指しています。

インキュベーター株式会社は、今後も本ツールの進化を追求し、さらなる業界への拡大を目指します。営業担当者がよりクリエイティブな仕事に注力できるような環境の整備を行い、企業全体の生産性を向上させる取り組みを続けていきます。