「おかね」にまつわる優れた作文・小論文が発表
金融経済教育推進機構(J-FLEC)が主催する、2025年度の「おかね」に関する作文・小論文コンクールの入賞作品が発表されました。応募数は7,454点に上り、その中から選ばれた上位入賞作品は、金融教育の重要性を身近に感じられる内容となっています。
目指す教育のナビゲーター
このコンクールでは、中学生と高校生を対象に、「お金」「金融」「経済」というテーマでの作品を募集しました。中学生からは、キャッシュレス社会を通じて感じたお金の重みや、価値観を見つめ直す作品が多数寄せられました。一方で高校生は、日常生活の中での教育や税、投資といった多角的な視点を通じて社会の課題にアプローチしました。
目を引く入賞作品
中学生の部
入賞作品の中には、特に「金融担当大臣賞」を受賞した足立悠貴さん(京都府 洛星中学校1年)の『ありがとうの循環』や、文部科学大臣賞の猪谷三玲さん(東京都 ドルトン東京学園中等部2年)の『カードはまだ、財布の中で。』などがあり、参加者が自身の経験を基にしたリアルな声をどう表現したのかが見所です。特に、感謝を込めたお金の使い方を描写した作品は、若者ならではの視点を感じさせます。
高校生の部
高校生では、「金融担当大臣賞」を受賞した橘葵衣さん(石川県 金沢大学附属高等学校2年)の『税金という名の顕微鏡』や、文部科学大臣賞の下川真子さん(東京都 東京都立国際高等学校3年)の『高校生と貧富の連鎖』など、社会問題に挑む作品が目立ちました。特に税金や貧困の問題に辛辣な視点を向けた作品は、参加者自身の体験と結びついており、深い読み応えを提供します。
誰もが学べるウェブ公開
金融経済教育推進機構(J-FLEC)のウェブサイトでは、特選および秀作を選出した10作品が全文公開されています。これにより、他の学生たちが意見を共有し合い、金融や経済についての考えを深めることを目指しています。
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学びの拡充を目指して
今後も、このような活動を通じて、金融経済教育の重要性を広めていくことが求められます。特に未来を担う若者たちが自らの経験を通じて学び、考えるきっかけになることが大切です。本コンクールが、学校現場での金融教育に役立つヒントとなることを期待しています。
コンクール概要
第58回おかねの作文コンクールおよび第23回金融と経済を考える高校生小論文コンクールは、2025年度の実施に向けて、6月2日から9月15日まで作品を募集します。主催は金融経済教育推進機構(J-FLEC)であり、金融庁や文部科学省も後援しています。
学校教育における金融リテラシーの向上を目指す本コンクール、ぜひみなさんの参加をお待ちしています。