SDGsポスター拡大中!
2021-11-17 16:10:01
渋谷区SDGsポスター参加企業が50社以上に拡大!子供たちと学ぶ環境意識向上のワークショップ開催
渋谷区で進化するSDGsポスターと子どもたちの学び
最近、渋谷区で開催された「Shibuya SDGsポスター」のキッズワークショップが盛況を博しました。このイベントは、SDGs(持続可能な開発目標)に対する理解を深めることを目的としており、小学生の参加者たちが中心となって活動しています。
イベントの内容
ワークショップは二部構成で行われました。第一部では、SDGsポスターの活動を参加者に紹介。渋谷区SDGs協会が任命したキッズアンバサダーの「いろは」と「さくと」が、「飛び込み営業」と呼ばれる手法を用いて企業にSDGsポスターを掲出してもらう依頼をする様子が話題となりました。子供たちが大人に対して自主的に行動する姿は、環境意識が浸透していることを示しています。
第二部では、いろはとさくとが講師となり、参加者がSDGsについて学ぶためのワークショップが行われました。紙芝居やクイズ、ワークシートを駆使して、楽しくかつ有意義にSDGsについての知識を深め、その後に実際にポスターを作成する作業を行います。この経験は子供たちにとって、単なる知識の習得だけでなく、自分たちの意見を表現する貴重な機会となりました。
参加企業の拡大
現在、「Shibuya SDGsポスター」の参加企業は53社を超え、ますます増加の一途をたどっています。イベントの最後には、さくとが「街でポスターを見つけたら、企業の方に『いいですね!』と声をかけてください」と参加者に呼びかけました。このようなアプローチは、企業のSDGsへの取り組みが地域社会にどのように響いているかを知る良いきっかけとなります。
SDGsポスターの意義
「Shibuya SDGsポスター」は、ドットをつなぐようにして地域内の企業のSDGsに関する取り組みを可視化するものです。それにより、他の企業が同様の取り組みを模倣し、ポジティブな連鎖が生まれるのを期待しています。この手法は、2020年に行われたSOCIAL INNOVATION WEEK SHIBUYAで生まれ、最優秀賞及びSocial Innovation部門賞を受賞するなど、注目を集めています。
ポスターは、SDGs17の目標に基づく「ポスターパーツ」を用いて、各企業が自社の取り組みを手書きで記入し、オリジナルのポスターを作成します。たとえば、「電気はこまめに消している」「紙ストローを使用」など、企業が実際に行なっている活動が積み重なり、それぞれの取り組みが地域に浸透していきます。
渋谷区SDGs協会の役割
この取り組みを推進する一般社団法人渋谷区SDGs協会は、全ての子どもたちの笑顔のためにSDGsの本質を捉え、渋谷から世界を変える活動をしています。小学生から大学生までの若者が主役となって行う啓蒙活動やワークショップが展開され、次世代の環境意識を高める取り組みは、地域全体に良い影響を与えることでしょう。詳細は公式ウェブサイトで確認できます。
次世代を担う子供たち
このような活動は、子供たちが未来の環境問題に対してどのように向き合うべきかを考えるきっかけになります。私たち大人がいる社会で、子供たちがしっかりと未来を見据えて行動する。これこそが持続可能な社会の基盤を築くために必要なことです。今後もこのような活動が続くことを期待したいと思います。
会社情報
- 会社名
-
一般社団法人渋谷区SDGs協会
- 住所
- 東京都渋谷区宇田川町16-8渋谷センタービル3F
- 電話番号
-
03-6821-3163