函館市が実現する子育て支援のDX
2026年1月29日、函館市が主催するオンラインセミナー「Bot Express Showcase #40」が開催される。このセミナーでは、冗長な手続きを省き、住民にそっと寄り添う「Push型子育て支援」をテーマにする。特に注目すべきは、日本DX大賞を受賞した函館市が、LINE公式アカウントを活用した具体的な子育て支援策を紹介する点だ。
函館市の取り組み:LINEを活用した子育て支援
函館市では「子育てに、余白を。」という理念のもと、妊娠期から入学期までの子育てに伴う負担を軽減するための取り組みを進めている。従来の電話や窓口対応に頼らず、LINEを介して手続きを完結させることで、子育て世帯の時間的・心理的な余裕を生み出している。
具体的には、妊娠予定日や子どもの生年月日をLINEで登録することで、月齢に応じた情報を自動配信。さらに、申請時には登録情報が自動入力される仕組みも備えられている。この結果、産後ケアの申請はほぼ100%、出産・子育て給付金の申請も約80%がLINEから行われるという。
実績と評価
函館市の取り組みは、日本DX大賞2025 地域DX部門の「優秀賞」や第3回日本ノーコード大賞 自治体部門「大賞」を受賞しており、その背景には以下のような評価ポイントがある。
1.
外部ベンダーに依存しない開発:GovTech Expressというノーコードツールを利用し、職員自らがシステムを構築することができる。
2.
即応性:職員が現場のニーズや制度改正を迅速に反映させることができ、実運用の中で継続的に改善されている。
3.
他自治体への展開可能性:全国の自治体に展開できる実装モデルを持っている。
セミナーの内容と参加申込方法
セミナーには函館市 企画部地域デジタル課の松林様が登壇し、企画から機能実装、住民と職員双方の行動変容について詳細に紹介する。また、Bot Expressのパートナーサクセスマネージャー秋葉が、全国の子育てDX事例を振り返る。従来の電子申請では不十分だった部分が、GovTech Expressにより双方向のコミュニケーションが実現する様子もデモンストレーションされる。
- - セミナー名:Bot Express Showcase #40
- - 開催日時:2026年1月29日(木)14時〜15時
- - 開催場所:オンライン
- - 参加対象:自治体職員
参加申し込み方法は、LINE公式アカウントやWebフォーム、メール、FAXから行えるので、関心のある方はぜひ参加を検討してほしい。詳細は公式サイトや専用リンクを参照。
未来に向けた取り組み
函館市の「スマホ市役所」は、LINE公式アカウントとGovTech Expressを連携させて、住民がLINE上で各種行政手続きを完結できるサービスを展開する計画をすでに進めている。2024年1月からの開設を予定しているこのサービスは、特に子育てのスタートである“はじめの100か月”に焦点を当てている。妊娠期から小学校入学期まで、親子が直面する手続きのわずらわしさを軽減し、より豊かな子育ての時間を提供することを目指している。
このような新しい取り組みは、便利さだけでなく、住民に対する優しさを重要視しており、地域DXの本質を体現していると言える。函館市がこの挑戦を通じて、他の自治体への道しるべとなることが期待されている。
公式サイトや関連情報もぜひチェックしてみてください。リンクも用意されており、参加者が直接アップデートを受け取れる仕組みが整っています。今後の函館市の子育て支援に要注目です!