ヒバラコーポレーションが革新をもたらす「スマート工場EXPO」へ
2025年9月17日から19日にかけて幕張メッセで開催される「スマート工場EXPO」で、株式会社ヒバラコーポレーションが注目を集める新製品を初めて披露します。同社の出展ブース(9-34)では、“人”を中心に据えたデジタルトランスフォーメーション(DX)を実現するための革新技術として、AIとロボットを駆使した表面検査システムとVR塗装シミュレータが発表されます。
ヒューマンセンタードDXの実現
ヒバラコーポレーションは、製造現場が直面する「品質の属人化」や「技術伝承の断絶」といった深刻な課題に取り組んでいます。これらの問題は、熟練の職人技が失われつつある現代の製造業にとって重要なテーマであり、単なる設備の自動化では解決できないものでもあります。ヒバラの新たなアプローチは、働く人々の価値を最大化することにあります。この考え方をもとに、初公開となる2つのソリューションが登場します。これにより、製造業全体に新たな風を吹き込むことが期待されています。
1. AI表面検査システム
「見逃さない検査、ぶれない品質」をテーマにしたAI表面検査システムは、AIの知的判断力とロボットの精密な動作を組み合わせ、熟練者でも見逃す恐れのある微細な傷を検知します。これにより、検査員のバラつきが解消され、彼らはより付加価値の高い業務に集中することが可能になります。
2. VR塗装シミュレータ
「見て盗め」という言葉も過去のものとなる中、新たに導入するVR塗装シミュレータでは、技術伝承の課題を解決するための体験会が行われます。既に自社工場で実績があり、訓練期間の短縮や外国人材の即戦力化といった成果を上げています。参加者は、実際のシミュレーション体験を通じて、人に寄り添った次世代の技術伝承を体感できます。
3. 設備監視システム
さらに、工場の稼働を妨げない設備監視システムも展示されます。こちらは、既存の設備に後付けできる「DXコネクト」を用いて、手頃なコストでIoT化を実現しており、リアルタイムでデータの監視を行い、異常が発生した場合には自動的にアラートが送信される仕組みです。
ヒバラコーポレーションの思い
代表取締役の小田倉久視氏は、「私たちは製造の最前線に立ち、深刻な課題として品質の維持と技術伝承に直面してきました。今回のソリューションは、これらの問題への回答を提供するものであり、単なる『点の課題解決』にとどまらず、お客様の『工場全体の最適化』を目指します」と語っています。
展示会の詳細
このように革新的な技術を体感できる展示会は、以下の日程で開催されます。
- - 展示会名: スマート工場EXPO
- - 会期: 2025年9月17日(水)~19日(金) 10:00~17:00
- - 会場: 幕張メッセ
- - ブース番号: 9-34
注目の製品やソリューションに興味を持った方は、事前予約をお勧めします。事前予約により確実な体験が可能です。また、当日予約も受け付けており、空きがあれば参加可能です。
株式会社ヒバラコーポレーションの歴史
1975年に設立されたヒバラコーポレーションは、工業塗装の専門家として製造業の基盤を支えてきました。DX事業部を2015年に開設し、その成果が評価されて経済産業省の「DXセレクション2025」において準グランプリを獲得するなど、業界内での信頼も厚いです。顧客のニーズに寄り添いながら、点の解決から工場全体の最適化を追求している企業の姿勢が伺えます。
この機会に、ヒバラコーポレーションの革新技術に触れてみてはいかがでしょうか。さまざまなヒューマンセンタードDXのソリューションが展開される展示会をお見逃しなく。