AnyMind Groupが東南アジアのEC市場で躍進
去年の発表に続き、AnyMind Group株式会社は、今後の成長が見込まれる東南アジアにおいて、主要なECプラットフォームと正式にパートナーシップを打ち立てました。これにより、同社はフィリピン、マレーシア、インドネシアの各国で「TikTok Shop Partner」および「Shopee Certified Enabler」として認定され、さらにはタイでは2025年に「Prime Partner」に認定される見込みです。この取り組みにより、AnyMind GroupはEC領域での影響力をさらに拡大できると期待されています。
認定の背景と意義
今回の認定は、テクノロジーの進化だけでなく、細やかなオペレーション力が評価された結果です。AnyMind Groupは、企業のニーズに応えるため、現地チームとの統合支援体制を築き上げてきました。例えば、同社の提供するECマネジメントプラットフォーム「AnyX」により、TikTok ShopやShopee、Lazadaといった複数のチャネルでのデータを一括管理し、効率的な運用を実現しています。また、生成AIによるレビュー分析機能は、顧客の声を元にした戦略的な運用をサポートします。
多彩なプラットフォームでの支援
AnyMind Groupは、ユーザー体験を向上させるための各種プラットフォームも展開しています。「AnyTag」はインフルエンサーのプロモーションを強化し、リアルタイムの効果測定を行えるレポート機能を搭載。「AnyChat」では、ShopeeやLazadaのチャット機能を活用して、スムーズな顧客対応を実現しています。そして「AnyLive」は、TikTok ShopやShopeeなどでのライブ配信を可能にし、365日多言語でのライブコマース施策を展開できる点が注目されています。
Tenの言葉
自社の幹部である十河宏輔氏は、今回の認定が企業の実行能力とテクノロジーが正式に評価された証であり、大変光栄であると述べています。彼は、単なる運用代行にとどまらず、地域特性に応じたオペレーションを構築し、データとAIを活用した最適化に取り組んできたことが、この成果に繋がったと語ります。東南アジアはライブコマースやソーシャルコマースの成長が顕著な地域であり、今後も持続的な成長を支えるためのソリューションを展開していく方針を示しています。
AnyMind Groupについて
2016年にシンガポールで設立されたAnyMind Groupは、現在15か国に展開するテクノロジーカンパニーです。ECやマーケティング、生産管理、物流といった幅広い分野で、クライアントに対して業務の効率化と省人化を実現するためのプラットフォームを提供しています。東証グロース市場にも上場しており、企業の成長を支える重要なパートナーであることが確認されています。URLは
こちらです。
今回の認定は、これからの展望に向けた踏み出しを象徴するものであり、AnyMind Groupの今後の動向が注目されます。