ジャン=リュック・テラス氏がヴァレオ・ライト・ディビジョンCEOに任命
2026年7月1日、ジャン=リュック・テラス氏がヴァレオ・ライト・ディビジョンの最高経営責任者(CEO)およびグループ・エグゼクティブ・バイス・プレジデントに就任することが発表されました。彼はクリストフ・ペリヤに直接報告し、エグゼクティブ・コミッティの一員として、今後のヴァレオの成長戦略を担うことになります。
テラス氏は、30年以上にわたり欧州と南米において著名な技術リーダーとして実績を積んできました。彼は各地で製造業務や企業活動を成功裏に推進した経験を有しており、ヴァレオ・ライト・ディビジョンの次の成長段階へ導くための戦略的かつ専門知識の持ち主として期待されています。
ヴァレオのCEO、クリストフ・ペリヤ氏は、テラス氏がライト・ディビジョンの役割を果たすことが、グループの戦略計画「ELEVATE 2028」において収益性のある成長と安全なモビリティの実現に大きく寄与すると述べました。テラス氏は市場に対する広範な認識と、ヴァレオの文化、さらには製造の優位性についての深い知識を活かしていくことでしょう。
ペリヤ氏はさらに、マウリッツオ・マルテネッリ氏の26年にわたる貢献に感謝の意を表し、特にライト・ディビジョンのCEOとしての業績を称賛しました。マルテネッリ氏は技術的リーダーシップの確立において重要な存在であり、彼の引退後も充実した日々を送られることを願っています。
ジャン=リュック・テラス氏の職歴
テラス氏は1989年にヴァレオでのキャリアをスタートさせ、その後も様々な役職で国際的な経験を積んできました。彼のキャリアの中で、エンジン・マネジメント・システムズやボディ・エレクトロニクス、スペシャル・ライティング・プロダクツなどのビジネスユニットに携わり、オペレーション、生産管理、製品開発および営業においてリーダーシップを発揮しました。そして2016年からは、ヴァレオのワイパー・システムズ・プロダクト・グループのバイス・プレジデントを務めてきました。
また、アルストム・グリッド、ジョンソンコントロールズ・オートモーティブ、サフランなど、社外でも貴重な経験を重ねており、これにより多様な視点での戦略展開が可能となっている点も魅力的です。テラス氏の工学学位はセントラル・リヨン ENISEにて取得しています。
ヴァレオについて
ヴァレオは、世界中の自動車業界や技術パートナーに向けて革新的なソリューションやシステムを提供する、国際的なテクノロジー企業です。パワー・ディビジョン、ブレイン・ディビジョン、ライト・ディビジョンの3つの主要部門と、アフターマーケットおよびニューモビリティ向けのサービスを提供するヴァレオサービスがその柱となっています。ヴァレオは、安全で持続可能、そしてすべての人にアクセス可能なモビリティの実現を目指しています。
特に、未来のクルマの実現に向けては、安全性と電動化に重点を置き、先進的な運転支援システムやソフトウェアにおいて技術的リーダーシップを発揮しています。2025年には売上高209億ユーロを見込んでおり、約100,000名の従業員を擁し、29カ国に149の生産拠点、59の研究開発センター、19の物流プラットフォームを構えています。今後もテラス氏の指導のもと、ヴァレオがどのように進化していくのか注目が集まります。