インターウォーズが開発した新たな生成AI「イントレAI(β版)」について
インターウォーズ株式会社が、企業内起業家向けの支援ツール「イントレAI(β版)」を発表しました。この新しいAI技術は、起業家養成プログラムである「イントレプレナー塾」において、2025年6月13日から先行導入されることが決定しています。
このプログラムは、2009年から続くもので、これまでに1,230名以上の参加者と150社以上の企業が受講しています。今回導入されるイントレAI(β版)は、約1,000回に及ぶAI活用セッションの経験を基に設計されたもので、企業内起業家たちが直面する課題に実践的に寄り添うことを目的としています。
AIの真価を引き出す試み
イントレAI(β版)は、単に技術的な革新にとどまらず、社内起業家たちが抱える「アイデアはあるが具体化が難しい」という壁を打破するための支援を提供します。このシステムは、30期を通じて蓄積されたノウハウと生成AIの機能を融合させ、事業構想のサポートを行います。
専用AIチャットによる個別対応
イントレAI(β版)には、各課題に特化した複数のAIチャットが搭載されており、受講者は状況に応じて使い分けることができます。例えば、アイデア整理のためのAIは、考えを構造化し、骨格を明確にしてくれる補助を行います。
また、経営資源分析AIや業界未来予測AIなども用意されており、外的要因に基づいた未来のシナリオを構築する手助けをしてくれます。これによって受講者は、自分の構想をよりクリアに、具体的にしていくことが可能です。
課題解決に向けたフィードバック
イントレAI(β版)は、実践型学習を支援するために、受講者が自ら作成した事業計画書をもとに、経営層に対して自信をもってプレゼンテーションできるレベルにまで導くことを目指しています。AIは繰り返し壁打ち相手となり、想定問答や論理の穴、構成の甘さをフィードバックします。この過程を通じて、受講者は「やり抜く力」を養成することができます。
今後の展望と新たな取り組み
第31期の導入は、イントレAI(β版)を更に汎用化し、他のビジネスに応用可能なモデルを確立するための実証フェーズでもあります。今後は、地方企業向けのプログラムである「イントレパス」への搭載や、イントレAI(β版)のSaaS型サービス展開も計画されています。これにより、AIと人間が共創する人材育成のインフラを構築し、地域経済の持続成長を支援していく方針です。
まとめ
インターウォーズの「イントレAI(β版)」は、新たな時代の企業内起業家支援ツールとして、事業構想のブラッシュアップを進める重要な役割を果たすものでしょう。導入企業からは既に高い評価を得ており、さらなる発展が期待されます。今後の展開にも注目が集まります。
【お問い合わせ情報】
- - インターウォーズ株式会社
- - 本社所在地:東京都中央区銀座6-13-16 銀座ウォールビル9F
- - 代表取締役:吉井 信隆
- - 公式サイト:インターウォーズ
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