Z会が提供する非認知能力アセスメント「SELF+eZ」
株式会社Z会は、2023年2月2日に新しい非認知能力アセスメント「SELF+eZ」をリリースしました。このアセスメントは小学校5年生から高校3年生を対象としており、現在の教育現場において重要な要素となっている非認知能力を測定することを目的としています。
非認知能力とは何か
非認知能力とは、目標達成に向けた意欲、自制心、共感性など、従来の学力テストでは測りきれない人間の価値を測るものです。OECDでは、この能力が社会的・情動的スキルに関連すると定義しており、教育の質や生徒の成功に大きな影響を与えることが明らかになっています。
アセスメントの設計
「SELF+eZ」は、児童生徒が学習端末を利用し、CBT(Computer Based Testing)形式で実施します。これにより、客観的な評価が可能となり、非認知能力の測定が行いやすくなっています。さらに、PBT(Paper Based Testing)形式も利用できるため、多様な受検方法が用意されています。
ビッグファイブ理論を基にした測定指標
本アセスメントは「ビッグファイブ(BIG5)」理論に基づいており、性格が5つの因子から構成されることを前提としています。この理論は世界中で広く使用されており、信頼性の高い評価を提供します。具体的には、創造性、自己管理、コミュニケーション力、感情安定性、チームワークという5つの測定項目が存在します。
個性を尊重したフィードバック
アセスメントの結果は単なる成績ではなく、個々の特性に焦点を当てています。結果には偏差値など数値的な指標は存在せず、子どもたちが自身の強みや弱みを理解し、今後の成長に向けての指針を得ることが重要とされています。各生徒には行動指針が添えられ、個別に最適化されたアドバイスを受け取ることができます。
課題解決のための新しいツール
本アセスメントは、子どもたちの非認知能力を測るためのオリジナルの問題形式を採用しており、バイアスの少ない、高い信頼性を誇る評価が可能です。また、IRT(項目反応理論)を利用した推移レポートにより、経年比較も行えるため、子どもたちの成長を確実に把握することができます。
開発者の思い
アセスメントの開発には、世界的な教育測定の権威であるリチャード・D・ロバーツ博士が携わっており、その意義が説かれています。非認知能力は生徒のウェルビーイングや職業生活にも深く関わっており、その重要性を広める努力が続けられています。
監修者からのメッセージ
星槎大学の北川達夫教授は、非認知能力が今後ますます重要になるとし、自己理解を促進するためのツールとして本アセスメントが役立つことを強調しています。学びにおける個性の尊重を重視した新しい評価方法は、教育現場において大きな影響をもたらすことでしょう。
お問い合わせ
本アセスメントについての詳細やご質問は、以下の特設サイトまたは事務局にお問い合わせください。
本アセスメントは、児童生徒が自分の強みや課題に気づき、より主体的に学びを深めていく手助けをすることを目指しています。また、教育関係者にとっても貴重なデータとして活用され、教育施策の検討に役立つことが期待されます。