豊中市の上下水道局が発行する広報誌「ミズトキ Vol.14」がリリースされました。この号のテーマは「水と防災」。阪神・淡路大震災から30年、能登半島地震から1年が経過した今、私たちはどのように防災について考え、家族で話し合うことができるのか。このテーマに沿った内容が盛りだくさんの冊子となっています。
「ミズトキ」のタイトルは、「水(ミズ)を使ってホッとする時間(トキ)」という意味を含んでおり、主に子育て世代を対象に、食、住、環境、健康、防災といった様々なテーマで情報を提供しています。毎年発行されるこの広報誌は、柔らかいタッチのデザインが特徴で、親しみやすさを大切にしています。
今回の「ミズトキ Vol.14」では、特に防災に関する情報を多く取り入れています。家庭でできる水の備蓄方法として、ローリングストックのアイデアを紹介し、水不足時でも役立つアイデアクッキングに関する情報も掲載されています。災害時に少ない水で工夫を凝らしたレシピは、多くの家庭にとって心強いアドバイスと言えるでしょう。
また、「ミズトキ Vol.14」では、始めようオーダーメイド防災や、備えと行動を考えるためのヒントも提供しています。これにより、家族全員が防災について一緒に考える機会が増え、より実践的な備えを行うことができるようになります。
配布は2月3日(月)から始まり、対象は市役所や公民館、図書館、体育館などの公共施設で、また幼稚園や小中学校を通じて保護者に届けられる予定です。発行部数は43,000部で、A4判・フルカラーの8ページという内容です。市のホームページでも閲覧可能で、インターネットを介しても多くの人々に情報を届けることができます。
「ミズトキ Vol.14」は、私たち家族が必要な防災対策を考えるためのきっかけとなることでしょう。このような広報誌を通じて、水に対する意識を高め、防災の重要性について家族で話し合う機会を持つことが、将来の安全に繋がることを願っています。