新ソフトでIT管理を簡素化
2007-09-12 23:50:44

アボセントが発表した新ソフトウェアでIT管理を簡素化へ

アボセントが新たに登場させたDSView 3



今日のIT業界において、仮想化は不可欠なテクノロジーとなっていますが、その一方で物理サーバと仮想サーバの同時管理は、多くのIT管理者にとって新たな課題をもたらしています。そんな中、アボセントジャパン株式会社が新たに発表したソフトウェア「DSView 3」は、この課題を解決するために革新された管理プラットフォームです。

DSView 3とは何か



DSView 3は、物理サーバと仮想サーバをひとつのインタフェースからシームレスに管理できるソフトウェアです。このプラットフォームにより、IT管理者はデータセンター全体のトータル管理を一元化でき、「コスト」と「複雑さ」を大幅に低減することが可能となります。アボセントは、この技術を業界の最前線で実現しました。

アボセント株式会社のエグゼクティブ・バイスプレジデント、Dave Perry氏は「企業は仮想化によって多くの経済的メリットを享受していますが、これに伴う管理の複雑さが新たな課題となっている」と語ります。DSView 3の機能強化により、この複雑さを大幅に軽減できるとのことです。

VMwareのサポートも可能に



DSView 3ソフトウェアは、複数のVirtualCenterが使用されている企業の仮想インフラ全体の統合ビューを提供します。これまで、各VirtualCenterは個別に管理されていましたが、DSView 3を用いることで、すべての仮想マシンを集約し、管理を一元化することが実現されます。このため、IT管理者は時間を大幅に節約でき、管理業務が格段に簡素化されるのです。

「仮想環境は常に変化しており、統合管理の重要性はますます高まっています」とIDCのワールドワイド・マーケット分析ディレクタ、Lloyd Cohen氏は述べています。DSView 3はVMware製品を補完し、企業全体での仮想化テクノロジーの採用を円滑に進めることが期待されています。

仮想化による新たな複雑さ



仮想化テクノロジーは見た目はシンプルですが、実際には様々な複雑さをもたらします。例えば、アクセス権限の管理やサーバ間の移行、異なる仮想センターに属するサーバの管理、ユーザ認証、アラートの監視などがあります。DSView 3はこれらの課題を単一のインタフェースで解決し、IT管理者が抱える負担を軽減します。

今後の展望



DSView 3ソフトウェアは、国内では10月から販売が開始される予定です。新しいアドオン・モジュールとして、管理対象のサーバの数に応じたパッケージが用意されています。さらに、このソフトウェアのデモは、9月11日から開催されているVMworldで一般公開されており、興味を持つ企業はぜひ訪問して、新たな管理ソリューションを体験してみてください。

アボセントが提供するこの新しい管理ソフトウェアは、IT管理の未来を切り開く重要な一歩と言えそうです。データセンターの運営がより効率的になることで、企業のデジタル化が進むことを期待したいところです。

会社情報

会社名
アボセントジャパン株式会社
住所
東京都中央区新川1-17-25東茅場町有楽ビル 本館5F
電話番号
03-3551-1741

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