超軽量ヘルメット「AIRBEL®」が登場
自転車愛好者にとって嬉しいニュースが飛び込んできました。1932年に創業した株式会社谷沢製作所が、10月1日よりオリジナル設計の超軽量自転車用ヘルメット「AIRBEL®」を発表しました。この商品は、2023年4月1日に改正された道路交通法に伴い、自転車用ヘルメットの着用が努力義務となったことを受けて開発されたものです。
新ブランド「TANIZAWA.」の幕開け
谷沢製作所は長年にわたる産業用ヘルメットの製造・販売で培った技術力を活かし、新たに自転車用ヘルメット市場への本格参入を果たします。そのスタートを飾るのが「AIRBEL®」です。このヘルメットは、SGマーク(一般財団法人製品安全協会)の認定を受けており、安全性が保証されています。
軽量さとデザイン性
「AIRBEL®」の最大の特長は、その軽さです。業界最軽量であることを誇る215gという重さは、なんと箱ティッシュ一箱とほぼ同等。これにより、かぶっていることを忘れてしまうような感覚を実現しました。また、独自の「コアフレーム構造」により、耐久性が向上しながらも大幅な軽量化を実現しています。
さらに、通気性にも優れており、シェルの中央に配置された「エアトンネル」がヘルメット内部の熱を効果的に排出します。風が通過することで通気性が確保され、暑い季節でも快適に利用できる設計です。前面両サイドにも6箇所の通気孔を設け、さらなる風の取り込みを可能にしました。
シンプルで洗練されたデザイン
「AIRBEL®」は機能性だけでなく、デザイン性にも優れています。従来の流線型の競技用ヘルメットとは異なり、自転車通勤や街乗りに最適なミニマムで洗練された印象を与えます。シンプルなスーツスタイルにもぴったり合わせられるため、幅広いシーンで活躍が期待されます。
カラーバリエーションと販売について
カラーバリエーションは、マットシルバーグレー、シルバーグレー、マットブラック、ホワイト、マットロシアンブルー、アサギの全6色が用意されています。定価は7,678円(税込み)で、初年度の販売目標は約2万個とのことです。
未来の展望
谷沢製作所は、今後も独自の特徴を持った自転車用ヘルメットの開発を進め、製品ラインナップを充実させていく予定です。自転車を愛するすべての人にとって、安心で快適な選択肢となることでしょう。
詳細は谷沢製作所の公式ウェブサイトでご確認ください:
谷沢製作所