ウェビナー効率化の新たな一手
株式会社シャペロンが2024年11月から提供を開始する「ウェビナーダイジェストAI」は、製薬企業向けに開発された画期的なサービスです。このサービスは最新のAI技術を駆使して、ウェビナー内容を素早く要約し、関係者へ迅速に情報共有できるよう支援します。これにより、ウェビナー後のフォローアップ業務を効率化し、リソースも大幅に削減可能になります。
ウェビナーの重要性と課題
近年の製薬業界では、特にコロナ禍以降、ウェビナーの活用が急増しています。デジタル化や医師の働き方改革が進められる中、ウェビナーは医師への情報提供のための重要な手段となりました。しかし、調査によると、約4割の医師がウェビナー視聴後に質問があってもそのまま問い合わせを行っていないという現実があります。これが情報の一方通行になり、効率的な活用が妨げられています。
製薬企業側でも、医師へのフォローアップを迅速に行うためのリソースが不足しており、この課題に対する解決策が求められていました。
ウェビナーダイジェストAIの特徴
「ウェビナーダイジェストAI」では、ウェビナー動画をAIが自動的に解析し、要約を作成します。具体的には、以下の2つのアウトプットを提供します。
- - サマリスライド: 内容を1〜2枚のスライドでまとめます。
- - ダイジェスト動画: 重要なシーンを選定した数分のダイジェスト動画を提供。
また、スライドのカスタマイズや詳細レポートへの変換も可能なため、ユーザーのニーズに合わせたフレキシブルな対応が求められます。
提供のメリット
本サービスの導入により、次のようなメリットがあります。
- - 迅速な納品: 最短1営業日での納品が可能で、タイムリーに情報共有が実現します。
- - 効率的なフォローアップ: MR (医薬情報担当者) が迅速にウェビナー内容を把握し、顧客対応がよりスムーズになります。
- - リソースの削減: 自動化によってサマリ作成にかかるリソースを大幅に削減できます。
利用企業からの評価
実際にサービスを利用した企業からは、「迅速に社内共有ができ、グローバルからも高評価を得た」という声や、「リソース不足から悩んでいたが、短納期で実用的なアウトプットを得られるようになった」との評判が寄せられています。
今後の展望
株式会社シャペロンでは、今後さらに「ウェビナーダイジェストAI」の機能強化や展開を計画しています。製薬業界特有のコンプライアンスに準拠したウェビナーサマリの安全な外部共有の仕組みの検討も進めております。また、シャペロンは製薬業界向けのエンゲージメントSaaSやコンプライアンスチェックサービスも提供しており、業界のデジタル化とイノベーションに貢献しています。
会社概要
株式会社シャペロンは東京都世田谷区に本社を置き、2017年に設立されたスタートアップ企業です。製薬業界の働き方改革やデジタルトランスフォーメーションを促進するためのソリューションを提供し続けています。詳細は公式サイトでご確認ください。